国内最大手VCのグローバル・ブレインがCVC改革に踏み出し、大企業の新興投資が「広く薄く」から「選択と集中」へ舵を切ったというニュース。これは日本のスタートアップエコシステムにおける決定的なパラダイムシフトだ。
これまでのCVCの多くは、先端トレンドの「広く浅い情報収集(窓口作り)」が目的だった。しかし市場が厳選期に入り、AIによる進化が加速する今、そんな中途半端な投資は最もリターンを生まない。
これからの勝負の基準(No.1)は、
「勝てる領域を極限まで絞り、一社への投資額とコミットを最大化して、本気で事業シナジー(レバレッジ)を獲りにいく」
というドラスティックなリアリズム。まさにGBが「Managing Partner」を新設し、AIネイティブな次世代CVC運営へ組織を再編している理由もここにある。
先日のピザハットの選択と集中、スペースXのフロンティア精神の議論とも完全に本質は同じ。小さくまとまるリスクを排し、勝てる土俵に大型の資金とアセットを集中投下するからこそ、圧倒的な急成長と社会インパクトが生まれる。
特に私たちが向き合っている気候変動(GX)や、グローバルサプライチェーンの変革という途方もないハードシングスは、大企業の「広く薄い」綺麗事の投資では絶対に解決できない。大企業の本気のアセットと、新興テックのスピード感が垂直統合して初めて、世界を変える基準に到達する。
このマクロの潮目の変化は、本気で世界(No.1)を獲りにいく当事者である私たちにとって、強烈な追い風でしかない。スピード感をさらに上げて、この激変期を突き進みたい。
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