『世界史のリテラシー 清朝は、「中国」に何をもたらしたか: アヘン戦争』(岡本隆司著
@NHK出版)
読売新聞7/12
「西洋の衝撃」で中国の近代化が始まった、という見方は本当に正しいのか。岡本隆司は、アヘン戦争を入口に、明清交替から日清戦争、辛亥革命、中華民国、中華人民共和国へ至る流れをたどり、清朝という王朝=帝国が「中国」に残したものを問い直す。なぜ戦争の原因がアヘンだったのか、清朝は明朝と何が違ったのか、「一つの中国」は実現できるのか。よく知られた事件から現代中国の核心に迫る、世界史を読み替える一冊。