# Cursorの機能と実践的な使い方
📏 「APIは必ずzodで検証」——その方針、毎回プロンプトに書く必要はありません。CursorのRulesがAIに永続的な記憶を与えます。
🏷️ タイトル: 永続指示(Project/Team/AGENTS.md)
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📘 概要
RulesはCursorのエージェントへ、システムレベルの永続的な指示を与える仕組みです。LLMは補完間で記憶を保持しないため、Rulesがプロンプトレベルで再利用可能な文脈を供給します。プロンプト・スクリプト・ガイダンスを束ね、チーム横断で再利用できます。
⚙️ 機能の説明
Cursorは複数の種類のRulesをサポートします。
・Project Rules: `.cursor/rules`配下の`.mdc`ファイル。バージョン管理され、コードベースにスコープされます。
・User Rules: Cursor設定で定義する全プロジェクト共通の好み。
・Team Rules: ダッシュボードで管理する組織全体のルール(Team/Enterpriseプラン)。
・AGENTS.md: プロジェクトルートやサブディレクトリに置くプレーンなMarkalternative。フロントマター不要で、ネスト配置も可能(より具体的な指示が親より優先)。
Project Rulesのフロントマターは挙動を制御します。`alwaysApply: true`で全チャットに適用、`globs`指定+`alwaysApply: false`でマッチ時に自動添付、`description`のみならエージェントが関連時に賢く適用、いずれも無ければ`@`メンション時のみ適用されます。
🛠️ 実践的な使い方
・globsでファイル種別にスコープします。例:`src/**/*.tsx`、複数指定はカンマ区切り。これで「APIは必ずzodで検証する」を該当ファイル編集時に自動適用できます。
・ルール生成はチャットで`/create-rule`、または`Cursor Settings > Rules, Commands`の「+ Add Rule」から行います。
・`.mdc`の例として、フロントマターに `globs: src/api/**/*.ts` と `alwaysApply: false` を書き、本文に「受信ペイロードは必ず zod スキーマで検証」「検証失敗時は 400 と統一エラー形を返す」といった規約を記します。
・チームでは適用順「Team Rules → Project Rules → User Rules」を踏まえ、Team Rulesで全社的な規約を強制します。
💡 ユースケース
「APIはzod検証」「コミットはConventional Commits」「ログはJSON構造化」といった反復方針をRules化し、globsで該当ファイルだけに自動適用。Gitにチェックインすればチーム全員が同じ規約の恩恵を受けられます。
⚠️ 注意点
ルールは1ファイル500行以内に保ち、大きければ分割します。スタイルガイドの丸写しは避け(リンターに任せる)、内容の重複より「ファイル参照」を優先します。まれなエッジケースより頻出パターンを狙いましょう。User RulesはAgent(チャット)にのみ効き、Inline Editやその他のAI機能、Cursor Tabには影響しない点に注意してください。
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