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サナエトしんじろう
@24chokemaru
参加 January 2026
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【8月9日】長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典 この写真は、幼いながら気丈に亡くなった弟をおんぶし、火葬の順番を待つ少年の姿を捉えたもの 米軍カメラマンのジョー・オダネル海軍軍曹によって撮影された 当時23才の若者だった彼は 「少年を抱きしめてやりたいと思ったが、そうするとぐっとこらえてる少年の強い心が崩れそうに思い、出来なかった」と後に手記で語っている 佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺めていた。すると白いマスクをかけた男達が目に入った。男達は60センチ程の深さにえぐった穴のそばで作業をしていた。荷車に山積みにした死体を石灰の燃える穴の中に次々と入れていた。 10歳ぐらいの少年が歩いてくるのが目に留まった。おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に背負っている。弟や妹をおんぶしたまま、広っぱで遊んでいる子供の姿は当時の日本でよく目にする光景だった。 しかし、この少年の様子ははっきりと違っている。重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたという強い意志が感じられた。しかも裸足だ。少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしている。背中の赤ん坊はぐっすり眠っているのか、首を後ろにのけぞらせたまだ。 少年は焼き場のふちに、5分か10分も立っていただろうか。白いマスクの男達がおもむろに近づき、ゆっくりとおんぶひもを解き始めた。この時私は、背中の幼子が既に亡くなっている事に初めて気付いた。 男達は幼子の手と足を持つとゆっくりと葬るように、焼き場の熱い灰の上に横たえた。まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がした。それからまばゆい程の炎がさっと舞い立った。真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らした。 その時だった、炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気が付いたのは。少年があまりきつく噛み締めている為、唇の血は流れる事もなく、ただ少年の下唇に赤くにじんでいた。夕日のような炎が静まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去っていった 長崎や広島で、写真や手記などがあるものは、こうやって後世に引き継がれていくけど、その他の何万という一瞬にして焼き尽くされた人々にも、一つ一つに物語や、もっと生きたかった命そして未来があったに違いない。 戦後81年を迎えるけど、戦争を経験した人の割合が10%程にになっているらしい…世の中には平気で原爆が安上がりとか言ってしまう政治家や若者が増えて来てるけど 忘れてはいけないのが、たまたま自分たちは今を生きてるけど、それが自分たちの親であり、祖父母であったら…そう考えると戦争を肯定する理由など絶対にない
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