安青錦が優勝した。
でも、優勝の瞬間よりも、
私が思い出したのは、6月の祝賀会で語った一言だった。
「いつかしないといけない経験だった」
勝ってから語られる強さより、
負けている間に語られた強さの方が、信用できる。
あの言葉は、優勝するための伏線だったのではない。
勝っても負けても変わらない、この人の強さだったのだと思う。
勝てない時間に、相撲をもっと好きになれるか。 ―安青錦の言葉に見た、敗北の先の美しさ ハセガワ ゴイチの、一人暮らしの独り言(相撲編)|ハセガワ ゴイチ
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