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佐藤二朗# インタビュー】━
< “名無し”山田太郎について >
社会は機会の均等を唱えているけど、現実にはそれができていない。神さまから与えられたカードが圧倒的に「貧困」だったり、どう考えても逆転不可能なカードしか配られない場合も残念ながらたくさんあるし、それによって社会的な事件も起こっている。
理不尽なのは仕方のないことだとわかりきっていても、人間の温もりやつながりがそれに負けて欲しくないという思いが僕の中にはあるんです。完全な絶望というのは人と人のつながりがなくなったときに訪れるような気がしていて、誰かとつながれているうちは、とりあえず明日は生きていけるんじゃないかと。神さまの気まぐれなカード配りに勝てるのかどうか、山田太郎はそれを試されている存在でもあるんです。
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