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舛森 悠| Yu Masumori |総合診療医
@Dr_mandheling
予防医学を楽しく発信する総合診療医・家庭医/医学博士課程/産業医/とまりぎケア代表理事/はこだて暮らしの保健室/YouTube医療大学の人/コミュニティナース/コミュニティデザイン/認知症予防専門医/メディア・執筆依頼などはこちら→
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「消毒綿がないから、今日は打つのをやめておこう」 災害でいちばん危ないのは、たぶんこの判断です。 学会が更新した災害時インスリンの手引きは、ほとんどが「やっていいこと」で埋まっている。 濡れタオルで拭いてよく乾かせば打っていい。期限が少し過ぎても使う。針も足りなければ再使用で可。
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「BMI16が褒められる」って投稿に2万いいね、危機感を感じます。 BMI16は医学的には「重度のやせ」です。日本肥満学会の基準で、BMI18.5未満の時点ですでに「低体重」に分類されます。BMI16は、痩せ気味どころの話ではありません。 摂食症は命に関わる。 外来でBMI15〜17の若い女性が来たとき、まず聞くのは生理の有無です。来ていない人が多い印象です。体重が足りないと女性ホルモンが出にくくなる、という単純な話なのですが。 この無月経が何年も続くと、骨密度が静かに落ちていきます。骨量のピークは20代前半。そこで貯められなかった分は、一生かけても取り戻せません。40代・50代の骨粗鬆症リスクが明らかに上がります。 将来妊娠を考えている人には別の話もあります。妊娠前にやせていた母親から生まれる子は、低出生体重児の比率が約1.6倍という報告があります(国立成育医療研究センター)。 20〜30代女性の5人に1人が低体重です。先進国の中では相当な外れ値です。 褒められたい気持ちを否定はしません。ただ、外来でその後を診ている側からすると、BMI16が「理想」として広がっていく空気が、やっぱり心配です。
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