BD『Z』もニューラインから頂きました。
難しそうな政治映画だと思って敬遠していたものの、そんな先入観など吹っ飛ばす分かりやすいエンタメ映画の様相でビックリしたのが初見の印象。で、今日、再見したらやっぱり分かりやすい映画で大変に面白いので舌を巻きます。
コスタ=カヴラスの演出がメチャクチャ若々しくてキレッキレッなのが、最高ですね😁
それと、ミキス・テオドラキスの音楽もノリノリで素晴らしいです。カヴラス監督はテオドラキスの才能を信じていたんでしょうね。台詞をノンモンにして音楽だけで魅せちゃうシーンもあるし、さながらレオーネとモリコーネの関係みたいで大変にカッコいいです。
まあ、ギリシャの作曲家なのに、キャンディス・バーゲン主演『魚が出てきた日』、アル・パチーノ主演『セルピコ』の音楽を担当する、日本で言えば坂本龍一みたいな優れた人でしたからね。
そう言えば、1983年の欧州旅行でギリシャに降り立ったら空港の売店にミキス・テオドラキスの音楽カセットテープがいっぱい売られていて、「やはり国民的作曲家なんだな」と感心したのを思い出しました。もちろん、『Z』のサントラも売ってました。
そして、何と言っても本作の見どころはフランスとギリシャの超オールスターキャストの面々。イヴ・モンタン、ジャン=ルイ・トランティニアン、イレーネ・パパス、ベルナール・ブレッソン、そして本作の製作総指揮でもある『シェルブールの雨傘』のジャック・ペラン。
ともすれば陰湿な内容になりかねないのに、これだけ役者とスタッフを揃えて分かりやすいサスペンス・ミステリー・アクションにしたのですから、大ヒットするし、米国アカデミー賞を受賞したのもあらためて納得できます。
本作がフリードキンの『フレンチ・コネクション』に影響を与えたと言われていますが、今日、再見して「そうだろうな」と思いました。
『フレンチ・~』で殺し屋を演じたマルセル・ボズフィも重要な役で出てますしね。
イヴ・モンタン(黒沢良)、ジャン=ルイ・トランティニアン(西沢利明)などの「月曜ロードショー」放映時の日本語吹替えも最高です!
特典映像も充実で、これは文句なくお薦めのBDです!
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