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朱雀 | SUZACQUE
@Suzacque
AI時代の成功物語をつくる。最速で学び、AI時代に最適化するための知見を広く社会に還元。著書『AIで学ぶAIがわかる数学入門』Amazon数学書8位。 詳細は👇
参加 May 2024
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面白かった。AIでビジネスをつくりたい人は読んだほうが良い。 『AIによって「作ること」は無料同然になり、「配ること」は史上最高に難しくなった。誰もが出せる。見つけてもらうのは地獄だ。』 日本語抜粋 今朝起きたら、Claudeにうちのスタートアップを殺されていた。2か月で数百の有料顧客を獲得して、ものすごい勢いで伸びていた。ところがClaude/Manusのある機能が出た途端、成約率が70%から20%に落ちた。Claudeが、うちのプロダクトカテゴリ全体を時代遅れにしてしまった。 私たちは「広告運用を自動化するAIエージェント」を作っていた。GoogleやMetaのアカウントにアクセスさせれば、あとは勝手に運用を回してくれる、というもの。かなり良かったし、顧客にも評判だった。 でもClaudeとManusが、Meta Ads向けのコネクターをリリースした。Claudeはまだ広告アカウントに変更を加えることはできない。分析しかできないし、Google Adsにもアクセスできない。だが数か月もすれば、それもできるようになるだろう。そうなると、この領域で作り続ける意味がないように感じる。 これからは、すべてのマーケターがClaude Coworkを使って「ミスなしで、100万ドル規模の広告キャンペーンを立ち上げて」と頼んで、そのまま走らせる世界になる。 じゃあ次は何だ? GTM(Go-To-Market:市場投入・販売戦略)スタック全体の未来を考え直す必要がある。 今のGTMカテゴリは大きくこんな感じだ: 1.自社データ CRMは大丈夫。Claudeは顧客データの保存場所にはなれない。 2.リードデータベース Clay、Apollo、RB2Bは大丈夫。Claudeは10億件の電話番号やメールを収集できない。 3.アウトリーチ自動化 もうすぐ終わる。「YCの創業者全員に、うちのSaaSを売り込むスパムを送って」とClaudeに言えば、それで済むようになる。 4.アウトリーチ基盤 これも終わる。エージェントがそのうち自分でドメインを買い、アウトリーチ自動化の仕組みも勝手にセットアップする。 5.ニッチツール サーバーサイド計測などは生き残る。 6.クリエイティブ ほぼ終わる。数か月以内に、MetaやGoogleが広告アカウント内でクリエイティブを生成するようになる。巨大広告主向けに大量の高品質クリエイティブを作るトップ層プレイヤーは残るかもしれないが、中小企業向けはGoogle/Metaの中で完結する。 7.エンタープライズ向け複雑ワークフロー CDP(顧客データ基盤)や巨大ブランド向けの顧客エンゲージメントのような領域は安全。むしろとても伸びる。ここには、もっと面白い新規プレイヤーが出てくるのを期待している。 マーケと流通(分配)の未来 AIによって「作ること」は無料同然になり、「配ること」は史上最高に難しくなった。誰もが出せる。見つけてもらうのは地獄だ。今のGTMテックはエージェント以前の時代のもの。これからの世界に追いついていない。エージェントに売れない。 それでも私は、この領域の未来を強く信じている。 作るのが無料になれば、配ることがすべてになる。だからこそ、これまで以上にお金も注目もエネルギーも、この領域に流れ込むはずだ。 いくつか予測: ・MCPは新しいApp Storeだ。ClaudeはMCP経由でツールを選ぶ。マーケットプレイスも比較もない。AIが1つ選び、ユーザーは代替案を見ない。 ・LLM内広告は次の「兆ドル級」チャネルになる。Googleがウェブサイトを束ねたように、何千ものチャットボットを束ねる広告ネットワークが作られる。その会社は世代を代表する存在になる。 ・エージェント型コマースが来る。AIエージェントはブランドに追加でお金を払わない。スペック比較し、レビューを読み、最もコスパの良いものを選ぶ。あらゆるカテゴリがコモディティ価格へ向かって競争する。 ・AI対AIの営業が、エンタープライズの常識を壊す。AIエージェントはドキュメントを読み、スペックを比較し、価格を分析する。デモは見ないし、口説きに乗らない。 ・ソーシャルは、完全にボット化され乗っ取られる。優秀なGTM人材はアルゴリズムを攻略し、無料で何十億ビューも取りにいく。コンテンツをそれなりに作れるようになれば、あとは量の勝負だ。近いうちに(というか既に)TikTokとInstagramの98%は、ボットでバズらせた偽AIコンテンツになる。 ・ブランドはこれまで以上に重要になる。AIではほぼ複製できない。人間に売る最後の堀は、物語、信頼、センスだ。 ・良いマーケターと悪いマーケターの差は爆発的に開く。AIっぽい駄作はほぼゼロコストで量産できる。でも効かない。センス、バイラルの勘、ストーリーテリングが「アルファ」になる。 ・マーケは結局、量のゲームだ。あらゆるチャネルを試し、当たったものを拡大し、さらに1万倍やる。ツールは死ぬがハッスルは死なない。全部試して拡大できる「人間のハスラー」が必要だ。
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