娘は、自分はラプンツェルだと思っていたから(高い塔に閉じ込められたお姫様)だと思っている時期があり、夜中に窓全開で(補助錠つけても破壊した)「たすけてください!」と、連呼していたものだから、通報は毎度のことで、警察も来るし、児童相談所も来るし、あの頃、ご近所には相当ご迷惑をかけてしまいました。
チラシを作って、私も近所を廻ったな。理解してくださる方が多かったけれど、親の育て方が悪い。そういう棘もかなり受けた。
児童相談所の人が
「お母さんごめんね。通報があったら来なきゃいけなくてね」と、申し訳なさそうに言う。愛情持って育てているわけで、それはもうダメージがきつかった。虐待なんてあり得ないですから。
あまりに壮絶な状況の中で、逃げ出したくなっても「絶対に大切にする!」と、覚悟を持って腹を括る形で強度行動障害の子どもと向き合うわけです。お母さんの気持ち痛いくらいわかる。
本屋さんのガラスを蹴り飛ばして出禁になったり、本当に色々あった。
その時、運動の仲間である放課後デイサービスの理事長が
「それでも地域と共存していけるようにしよう!一緒に謝る」と言ってくれた。娘は大好きな本屋さんという場所を失わずに済んだ。
自傷も他害も、治ったと思えば、また始まる。もしかしたら完全に治ることはないのかもしれない。幅を小さくし、衝撃を緩やかにしていくことはできると思うけれど。物理的な環境整備や、応用行動分析を中心とした見立てで衝動的な行動は最小限にはできることは実感している。
あの日々の支えを思い出すと、どうにかして、居場所のない障害者と家族をゼロにしたいと思う。この施設を営むお母さんにも最大のエールを送りたい。
ただ、保護者が自分で立ち上げる情熱に頼りすぎていることも感じる。誰もができるわけではない。辛くうずくまる家族にも、支援が届くよう、これからも政治に求めていく。
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強度行動障害#