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asako ikebe
@asapu918
映画ライター。東京都出身・下北沢在住。マスコミ試写で多いときは年間500本ほど鑑賞。基本的にtweet内容は映画レビューのみです。レビューに対するコメントはご返信できませんのでご容赦ください。趣味はバイオリン。観劇のためたびたび渡韓しています。お仕事依頼はメッセージでお願いします。
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『URCHIN/アーチン』試写。俳優ハリス・ディキンソンが監督・脚本を務めた長編デビュー作。同情の余地なしのクズ男が主人公。親切を裏切り、反省も向上心もなし。美しいシーンもあるが、人はそう簡単には変われないというリアルでシビアな目線で描かれたドラマ。終盤は少し不条理な演出に。
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『エヴィレンコ』試写。チカチーロのことは知っていたが、妻がいたとは!家では普通の夫の顔をして勤務先では異常性癖を見せる恐ろしさ。凄惨な現場や死体をなぞるカメラワークに戦慄。マルコム・マクダウェルが殺人鬼を怪演、刑事役の俳優も存在感がある。崩壊前の旧ソ連の殺伐とした空気感が印象的。
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『アングスト/不安』試写。オーストリアでは1983に公開。6年前に日本で公開されたときにも観ているはずだが、こんなに怖かったけ??と衝撃。終始、シリアルキラーである主人公のモノローグが入る客観的な演出。音楽も不安を煽る。終盤、1人で黙々と殺人を犯し、死体を片付けるシーンに戦慄。
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『ヘンリー』試写。アンプラグド配給で上映される連続殺人鬼3作品の1本。86年制作だが、あまりに凄惨でしばらくお蔵入りになっていたという。淡々とした描写が冷徹で、死体を生々しく映し出す。でも、主人公より”ムショ仲間”だった相棒の方が危険な感じ。終盤の展開~ラストがショック。
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『ディスクロージャー・デイ』東宝東和の招待で試写へ。『未知との遭遇』『E.T』など宇宙人モノで傑作を生み出してきたスピルバーグの原点回帰にして集大成。唯一スリリングなアクションはあるものの、わりと落ち着いた展開。動物たちとの対峙シーンが美しい。難役を演じたエミリー・ブラントすごい!
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『スターヴ・エイカー 召喚』試写。 近年のジャンルになりつつあるフォークホラー。本作もウサギのポスタービジュアルがオシャレ。英国ヨークシャー地方を舞台にしたドラマで、目立った恐怖描写はないが謎めいていて静かな不気味さがある。骨格だったウサギに肉が付き蘇生していく様子が面白かった。
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『SEKIRO: NO DEFEAT』試写。ゲームの方を全く知らないけど、映像美とクオリティの高さは映画向きだと思った。死に至る病が蔓延する殺伐とした世界観、バイオレンスは過激でかなり血を見るけれど、とても美しい。CGが当たり前の今、手描きの2Dアニメの良さを実感した。日本が誇る技術だと思う。
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『沖晴くんの涙を殺して』試写。額賀澪の小説を広瀬アリス主演で映画化。死と向き合う女性と、喜び以外の感情を失った少年。生と死の距離を考えさせる内容。主人公への余命宣告、少年の過去など悲しい要素だらけなのに、人生の素晴らしさを温かく描いた作品。ロケが多くて自然が美しい。
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『ハルバーシュタットの埋蔵金』試写。面白かった。スリリングな転売劇が、楽しくテンポ良く展開。ザンドラ・ヒュラー、マックス・リーメルトとキャストも豪華。ヒュラーが今までにないほど軽やかなキャラクターに扮する。社会主義から資本主義へ転換する際の混乱を明るいタッチで描いた快作。
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『私たちは、ちょうどいい。』試写。メンタル壊滅状態の女性と、彼女の父親と同じ名前を持つ中年男性の思いがけない友情を描くドラマ。太め体型で喜怒哀楽が激しい主人公のキャラが濃い!闇の部分ばかり注目されるSNSでの出会いが、本作では良い方向に展開。ジョン・レグイザモがとても良かった。
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『白鳥とコウモリ』試写。東野圭吾の原作を映画化。面白かった。長尺なのに全く時間を感じさせないほど濃厚。警察の捜査から始まる展開で観客を引き込む構成力も強い。頭の中で整理しながら観る必要があるが、過去の事件も後半で詳しい描写あり。松村北斗と今田美桜がとても良かった。2人とも上手い。
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『ブロークン・ヴォイス』試写。90年代初頭、プラハの名門少年少女合唱団で実際に起きた事件を題材にしたドラマ。周囲の嫉妬や常習化していたらしい虐待について強烈な描写はないが、ジワジワ距離を縮めてくる指揮者と、呆然と受け入れる主人公を見てると緊張する。少女たちの歌声が美しすぎて悲しい。
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『ナイトボーン -夜哭-』試写。『ハッチング 孵化』のハンナ・ベルイホルム監督の新作ホラー。シュヴァンクマイエルの『オテサーネク』を思い出した。育児ノイローゼ的なドラマだが、完全に母親目線で描かれているので妄想か現実か曖昧なのが面白い。子供の顔が見えないのが不気味!戦慄シーン満載。
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『マイ・リトル・クイーンズ』試写。90年代初頭のリマを舞台に、疎遠だった父と娘たちの一夏の交流を描く。混乱する政治情勢、離婚した両親。大人の事情を背景に、束の間の幸福を味わう多感な少女たちが瑞々しく、父親の優しさにも癒される。監督自身の経験がベースとのこと。切なく温かい後味の作品。
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『5秒で完全犯罪を生成する方法』試写。重岡大毅と原菜乃華が兄妹役で共演したサスペンス。完全犯罪の方法をAIに聞いたことから、とんでもない事態に巻き込まれていく。中盤から田中みな実演じる人気女優のドラマが濃くなっていく。窮地に追い込まれた兄の最終決断に注目!AI支配社会を皮肉った作品。
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『ブルーロック』試写。また投稿遅れてしまった!人気のサッカー漫画を実写映画化した、デスゲーム的設定の異色スポーツもの。閉鎖された空間で絆や友情そっちのけのエゴイストな展開に。管理者の絵心甚八を筆頭に強烈キャラ揃いで面白く、若手俳優の競演も楽しめる。激しい試合シーンは必見。
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『モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険』試写。絵本は私も持っていた!可愛いアニメとアーカイブ映像の融合が楽しい。パリからリスボンまで自転車で脱出した経験を、苦労ではなくピクニック談のように話したというエピソードに感動した。山崎エマ監督が2017年に手がけた初長編作品。
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『男ともだち』試写。千早茜の小説を三島有紀子監督が映画化。奔放さの裏に、行き詰まった現状と心の傷を抱える主人公が痛々しいが、空虚な毎日を救うように男ともだちが現れる!彼との何気ない時間が、京都、福井、広島の美しいロケで描かれる。成田凌は個人的に今まで見た彼の中で一番良いかも。
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『真実と反逆 ナチスと闘った若きレジスタンス』試写。反逆罪で捕まった実在の史上最年少レジスタンスの青年を描く。開戦に異議を唱えた日本の若者たちが登場する『開戦前夜』も参考にすると興味深い。密かに葛藤する警察側の男性も印象的。ラスト、まさか「あれ」がこの当時も使われていたとは衝撃。
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『本当にあった話(の話)』試写。鴻池留衣の小説を映画化。実際の連続殺人をテーマにした舞台劇の制作現場が舞台。役にのめり込むあまり、次第に狂気を帯びてくる主演俳優。その異常性がジワジワと少しずつ表れる様子が怖い。ちょっと変わった構造のドラマ。大活躍の水上恒司の新境地でもある。
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