登録して招待リンクを共有すると、動画再生報酬と紹介報酬を獲得できます。

名無しの政治将校
@bandainokairai1
CANON R7 EF500mm f/4L
2.7K フォロー中    12.3K ファン
電源が使えない場所に空調設備を送るのは無意味だという批判は、現在の電力復旧状況および災害支援の基本原則を完全に無視した、事実誤認に基づくものです。 まず、前提となる被災地の電力状況についてですが、九州電力の発表の通り、7月31日夕方の段階で高圧配電線への送電は既に完了しています。さらに、8月2日時点の八代市の避難所開設状況一覧のデータを確認しても、リストにある全43か所の避難所すべてで「電気」が使用可能であることが明確に示されています。したがって、「電源が使えない場所」という批判者の主張自体がすでに事実と異なり破綻しており、送られたポータブルエアコンは現地で直ちに稼働し、避難環境の改善に寄与できる状態にあります。 次に、ポータブルエアコンという機材の持つ高い有用性と柔軟性を見落としています。電源さえあればどこでも容易に稼働させることができ、仮に一部の避難所で既に十分な空調が確保されていたり、一時的に不要であったりした場合でも、その設置と移動の容易さを活かして、空調設備が不足している他の避難所や優先度が高い医療・福祉施設などへ即座に回すことが可能です。現場の状況変化に合わせて柔軟に再配置できる、極めて実用的な支援物資と言えます。 そして最も重要な点が、災害対応における「プッシュ型支援」の本質への理解不足です。大規模災害の発生直後は、現地の正確な被害状況や細かいニーズを把握すること自体が困難を極めます。そのため、被災地からの要請を待つのではなく、命に関わる必須物資を国や自治体が先手先手で送り届けるプッシュ型支援が必要不可欠となります。特に猛暑下での避難生活において、熱中症対策となる冷却機器は人命に直結する重要物資です。このような緊急時においては、「物資が足りずに手遅れになるリスク」を絶対に避ける必要があり、結果として「支援物資が現地で余る状況」を作る方が正解であるというのが災害支援の鉄則です。 これらの客観的事実と支援のセオリーを踏まえれば、すでに電気が復旧している事実を確認もせず、実用性の高い機材を折り鶴と同列に語り「写真映え目的」と非難することは、災害対応の実態を全く理解していない不当な批判であると断言できます。
もっと見る
「今まで何をしてたんだ」という指摘は、これまでの国や自治体の取り組みを意図的に無視、あるいは混同しています。2018年頃の記録的な猛暑を受け、政府は児童生徒が1日の大半を過ごす「普通教室」へのエアコン設置を最優先課題として緊急対応しました。その結果、公立小中学校における普通教室のエアコン設置率は現在ほぼ100%に達しています。この巨大なインフラ整備を全国規模で完了させた上で、次の段階として避難所機能も担う「体育館」へ対象を移しているのが実際の流れであり、何もしてこなかったわけではありません。 「すぐに全部やりなよ」という言葉は、体育館という施設の特殊性を理解していません。体育館は天井が極めて高く、気密性や断熱性が低い巨大な空間です。家庭や教室用の機器をポンと置くのとは訳が違い、超大型の空調設備の搬入、それに耐えうる学校全体の受電設備(キュービクル)の全面改修、場合によっては建物の構造補強や屋根・壁の断熱工事までがセットになります。老朽化した施設ごとに綿密な現地調査と専用の設計が必要であり、物理的に一朝一夕で終わるような工事ではありません。 全国の学校で一斉に工事を進められない大きな理由に、学校特有のスケジュールの壁があります。平日には当然授業があり、休日も部活動等で使用されるため、足場を組み重機を入れるような危険で騒音の出る大規模改修は、児童生徒が登校しない夏休みなどの「長期休暇期間中」にしか実施できません。1年間のうち実質的に工事ができるウィンドウがごく数週間に限られているため、どんなに予算があっても物理的な工期を前倒しすることには限界があります。 そして、工期を長期化させている最大のボトルネックが施工業者の不足です。過去のある政権下において公共事業が急激かつ大幅に削減された結果、地方を支えていた多くの建設業者や設備業者が倒産・廃業し、業界全体で深刻な人手不足とキャパシティ不足が恒常化してしまいました。現在の日本には、全国数万校の体育館の特殊な空調工事を「今すぐ一斉に」引き受けられるだけの技術者や職人は存在しません。 つまり、「普通教室の整備を優先してきた歴史的経緯」「大空間空調の困難さ」「長期休暇にしか工事ができない制約」、そして「過去の公共事業削減に端を発する慢性的な業者不足」という現実を直視すれば、体育館のエアコン設置に2035年度といった長期的な計画が必要になるのは火を見るより明らかです。現場の物理的・人的リソースの限界を無視した「今すぐ全部やれ」という要求は、実務を知らない机上の空論であるといえます。
もっと見る
集中治療室も運べるぞ 災害で病院機能が不足した時のために「先手」を打ってるな
こひつじ氏の主張は、「今月は外食(ブルーインパルス)を我慢したから、その浮いたお金で日用品(トイレットペーパー)を買おう」という個人の家計やどんぶり勘定の経営と同じ感覚で国家予算を語る、致命的な制度無理解に基づいています。 民主主義国家の行政機関(防衛省・自衛隊)においては、国会で承認された予算を別の用途に勝手に使い回すことは法律で厳しく禁じられています。 国家予算は、国会での審議・議決を経て、用途ごとに細かく「予算科目(項・目・節)」に分類されて割り振られます。 ブルーインパルスの飛行にかかる経費は、機材運転整備費 / 訓練諸費(燃料費、航空機部品代など)に該当します。これは、航空機の運行やパイロットの技能維持のために「国会が用途を指定したお金」であり、この予算が余っても、日用品の購入費に回すことは法的にできません。 トイレットペーパー等の購入にかかる経費は需用費(消耗品費、雑費など)に該当します。これは、基地・駐屯地の日常的な管理・衛生維持のために「国会が用途を指定したお金」であり、この科目の予算枠そのものを増やさない限り、購入費は増えません。 国の会計では、「各省各庁の長は、各項の金額を、それら互の間において、又はその他の経費の金額に流用することができない」という流用禁止の原則が定められています。 つまり、仮にブルーインパルスを地上に留めてジェット燃料費(機材運転整備費)が余ったとしても、その予算を勝手に「消耗品費(需用費)」に組み替えてトイレットペーパーを買うことは、財政法違反(財政法第33条 予算の流用制限)になり防衛省として不可能なのです。 トイレットペーパー自腹問題を解決するために必要だったのは、「別の部隊の活動を止めてお金を奪い合うこと」ではありません。国家財政のルールに則り、最初から「需用費(消耗品費)」という予算科目の枠そのものを増額して国会で承認を得ることです。 事実、近年のSNS等による批判と世論の変化を受け、政府・防衛省は令和5年度予算等において、「日用品等(トイレットペーパー等)の確保用経費」として約12.8億円を「需用費」の科目で正式に増額計上しました。 国家予算とは、このように「必要な科目の予算を正面から増やす」ことでしか問題を是正できないシステムになっています。
もっと見る
安価なドローン狩りの方法を思いついた海上自衛隊