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かぽ
@cure378
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初めてこの英語スラングを知った。
たしかに言われてみれば「芸術は役に立たない」という価値基準があることによって、むしろ芸術が役に立つか立たないかという価値基準そのものを必要としないセーフティネットであることの証明になっている。役に立つことを証明し続けなくていいのが芸術である。
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結局のところ、誰にも理解されなくてもいいから深く安らげる好きなものやことがあるというのは、世界と自分に対する基本的な安全感や信頼感を形成することに直結する。 趣味があるという話ではなく「ここに戻れば自分は大丈夫だ」と思える場所を自分の内側に持っているということだから、どんな出来事が起きようと自分の存在そのものまで揺らぐことはないし、誰かに評価されることでも、誰かに必要とされることでもなく、自分と世界が静かにつながる回路を持っている人は、それだけで孤独をすべて敵として感じなくなる。 どこかでこの土台を築くタイミングを逃してしまうと、いくら友人や家族に囲まれていても、根本的な孤独感は埋まりにくい。人との繋がりそのものが、自分を支える土台ではなく、土台の代用品になってしまうから、誰かが離れるたびに世界そのものが崩れるような感覚になる。本来、人との繋がりは人生を豊かにするものではあっても、自分の存在を丸ごと支える唯一の柱ではない。 誰にも理解されなくても深く安らげる何かを持つことは、孤独をなくすためではなく、孤独があっても自分を見失わないための、一番深い意味での安全基地になる。孤独耐性とは、孤独を我慢できることではなく、孤独の中でも世界とのつながりを感じられること。
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マネージャーとしてのジョセフをクビにしてマイケルの独り立ちを後押ししたり、楽曲の権利獲得などでビジネス面を大きく支えた弁護士や、まだ黒人差別が根強かったMTVに対して「10分以内にBillie Jeanを流さないなら、うちの所属アーティストとは金輪際縁を切ってやる」と強くプッシュしたレコード会社のボス、そして子どもの頃からマイケルの絶対的な理解者であり安全基地になっていたボディガードの存在を見ていると、どれだけ才能があって、どれだけ資産を築ける力のある人でも、関わる人が悪ければ進路など簡単に変わり得るのだと分かる伝記だと思った。 才能のある人でさえ、優秀な人のサポートがあってようやく理想の世界を築き上げられる。本人の才能だけで道が開けたように語られがちだが、実際には、その才能を潰さず、搾取せず、必要な場面で守り、時には悪縁を切らせ、時には交渉の矢面に立ち、本人が本来向かうべき場所へ進めるように支える人たちがいたからこそ、あの規模のものが形になったのだと思う。 圧倒的な才能や実力があれば何でも乗り越えられるわけではなく、才能が大きければ大きいほど、周囲にいる人間の質によって、その才能が守られることもあれば、歪められることもある。どれだけ光るものを持っていても、支配する人、利用する人、嫉妬する人、責任を取らずに近くにいる人に囲まれれば、その人の人生は簡単に消耗していく。
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