【ここに泉あり】激暑のなかあいかわらず業務過密気味なのですが、つかの間北陸新幹線に飛び乗って高崎へ。お目当ては群響=群馬交響楽団の米田覚士指揮「GTシンフォニック・コンサート vol.3 真夏の日本映画音楽特選」@高崎芸術劇場。お目当ては武満徹の「3つの映画音楽」、芥川也寸志のオリジナルスコアによる映画組曲『八つ墓村』、伊福部昭「SF交響ファンタジー第一番」。
新幹線車中で検索していたら、あの大正2年創業の高崎電気館で群響の草創期を描いた今井正監督『ここに泉あり』を高崎市主催で毎月無料上映していることを知り、新幹線を下車して昼メシぬきで高崎電気館に超高速で滑り込めば、この群響映画から群響定期をハシゴできる、と知って汗かきかき市内移動。
なんとこの創業113年の映画館で71年前の映画は瑞々しく息を吹き返し、なんとつい最近105歳で亡くなったピアニストの室井摩耶子さんの20代半ばの華麗なる演奏までも拝めるのでした。『ここに泉あり』はスクリーンでは初見だったのですが、やはり印象はまるで違いました。終映後、ロビイに出たらシネマテーク高崎の支配人・小林栄子さんが私を見つけて声をかけて下さって、高崎電気館の支配人・飯塚元伸さんにもご挨拶させて頂きました。
『ここに泉あり』の余韻さめやらぬうちに拝聴した群響コンサートでしたが、聴衆は大拍手でした。すっかり聴き慣れた各曲もこんなに若いマエストロが振ると、なんだか素朴でフレッシュでした。山本直純『男はつらいよ』も演奏されたのですが、そのご尊父・山本直忠はなんと『ここに泉あり』の頃の群響(の前身オケ)の常任音楽監督だったとのことで、なんとも味わい深きひとときでありました。#
群響# #
高崎電気館#