映画『神はノイズに宿る』
5月18日のクランクインから約2ヶ月半が過ぎ、7月27日現在、編集は9割6分といったところ。
とはいえいつでも7割くらいに戻りかねない。先日の関係者試写会でもそんな感じになったし。
クランクアップだと言ってみんなで打ち上げした6月14日からもう何回も細かい追撮があって、まだ予定しているものもあったりするけど、現時点で自分でも納得いくものになったと思う。
だいぶ急いだ感はあるけど。
いつものペースなら10月くらいになんとか今の状況といったところ。
でも色々事情があって7月15日までに仕上げたくて6月30日にピクチャーロックして整音&MAを依頼。
ただこの時点で劇伴は一曲たりともできていなかったので、1曲完成するたびに送るというような状態で、とても無理を言ったと思う。
劇伴の締切は7月13日。
そこまでひたすら曲作りに没頭。プリプロしている時間もないのですべて本番としてレコーディングをしたけど、やっぱり没曲も出て相当大変だった。
総尺は95分。
企画が立ち上がった時は30分の短編映画の予定だったのに。
結局とてもじゃないけど予算が足りなくてクラウドファンディングを立ち上げる事にした。
確か映画『ボールド アズ、君。』が刈谷日劇で上映されていて、舞台挨拶の最中にスタートしたんだっけ。
最終的には200パーセントを越えるご支援をいただくことができて、予定になかったシーンまで撮影できた、皆ありがとう。
今回自分としては俳優さんとたくさんディスカッションしながら撮影を進められてたくさんの気づきがあったし、考え方も相当変わった。
予算が少ないこととか段取りにかまけて自分本位に進めてしまってはいかんな。監督って基本制作側の立場だけどそれ以上に俳優側の立場に立てないといいものができないと思う。
俯瞰で見る、というのもあくまで作品の内側での話でなければと思った。今回は特に。だから助監督とかには一歩引いて現場として俯瞰で見ておいて欲しい。他の人はどうしてるかはわからんけど。僕は特にアホなのでね。
まあ色々言いつつこれは俳優さんがよいから思えたことだ幸せだ。
打てば響くならそりゃ打つ。遠慮しながらも打つのだ。
あとヘアメイクの2人もすごかった。
技術力は言わずもがな、仕事も早いし本当に気がきく。現場での押し引きが絶妙で、何度も助けられた。100回は助けられた。
こんなに思い入れのある作品が作れた事に感謝しかない。
ヒットするかどうかはまるでわからんし、今は興味もない。
まずは観てほしい。
でも観てもらえる機会があるかなんてわからない。
配給だって映画館だって、そもそも観たいと思ってくれる人がいるのかさえわからない。
それでも作り上げるのが楽しいし好き。
確証もなく作るってこわいけどとんでもなく自由だ。
なによりそこには覚悟が必要なのがいい。
ちょっとしたやつじゃない覚悟。
だから今回で最後かもだし興味持ってもらえたら嬉しいよ。
観てもらえるのはいつになるかわからんけど。
ところで長々と書いたけど病院の待合室で当分自分の順番がこなそうなのでこんなに長くなっている。
そんでもうすぐ呼ばれそうなので終わります。
映画『神はノイズに宿る』
どうかよろしくね。
岡本崇
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神はノイズに宿る#