こうしてRAWデータを比べると(左がEOS R1、右がEOS R6MarkⅡ)、「裏面照射積層型センサー(R1・R3)」と「表面照射型センサー(R6 Mark II)」の特性差が色濃く出ていると感じます。
EOS R1(およびR3)のRAWデータは、初期状態が非常にフラットでニュートラルな印象です。しかし、LightroomやCapture Oneでの編集耐性が極めて高く、コントラストの思い切ったコントロールや、カラー編集で自分好みの色を「乗せていく」楽しさがあります。
対するEOS R6 Mark IIは、初期状態でコントラストが高く、すでに色鮮やかに仕上がっています。そのぶんレタッチの「余白」はタイトで、過度な彩度強調や強引な暗部持ち上げを行うと、色が飽和してディテールが失われがちです。
だからこそ、R6 Mark IIのデータはスライダーを大きく動かさない「引き算」や「微調整」の意識が欠かせません。これにより、階調が潰れるのを防ぎ、綺麗に仕上げるためのコツだと感じています。
あくまで私の主観ですが、「足し算のR1・R3」「引き算のR6 Mark II」といった感じでしょうか?