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季節を楽しむ歌仙兼定
@kisetsukasen
とある本丸の歌仙兼定が、本丸で、出陣先で、また遠征先で見つけた事物に季節を感じて楽しむ様子を綴ります。少々人見知りする歌仙です。 どなたかに話しかけられることがあればお返事しますが、自分から話しかけるのは苦手そうです。フォローの前にはツイプロの仕様説明をご一読ください。
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梨の美味しい時季が始まったね。瑞々しく甘い幸水をいただいたよ。
甘い香りがしたので探してみたら、葉陰に葛の花が咲いていたよ。
二十四節気の大暑だね。一年で最も暑さ厳しい頃だ。よく水分補給して、極力涼しいところで過ごしたいものだねえ。
庭のヤブランが咲き始めたよ。八月の花という印象があるが、近年は九月に咲くことが多かったんだ。今年は咲くのが早かったな。
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ボタンクサギが咲いていたよ。原産地の中国で臭牡丹と呼ばれるのに倣ってボタンクサギと呼ばれるようだ。葉などを傷つけると強い臭気があるのは確かだが、手鞠型に集まって咲く花は色鮮やかで美しいな。
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道端に鮮やかな橙色の百合が咲いていたよ。葉の付け根にむかごがあったからオニユリかな。よく似たコオニユリはむかごができないんだ。
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庭の隅に一輪、夏水仙が咲いていたよ。こんなに早い時期に咲くのは初めて見たな。一輪だけ時期を間違ってしまったのだろうか。
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東京は上野、不忍池の蓮見デッキに寄ってきたんだ。数多くの江戸風鈴が涼しげな音を響かせていたよ。蓮の花は数少ないな…蕾も少ないようだった。昨年はかなり花数が多かったことだし、今年の蓮は休憩気味かな。
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ヒオウギが咲いたよ。名の由来は、葉の広がり方が開いた檜扇に似ているからだという。神代の昔、厄災を檜扇で扇いで退けたという逸話にあやかって、祇園祭のころの京都ではこの花を生ける習わしがあるそうだ。
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西瓜を冷やしておいたんだ。なかなか美味しそうじゃないか。
芙蓉が咲いていたよ。 美人の例えに使われるが、「芙蓉」は元々は蓮を指す語だったという。『長恨歌』で楊貴妃の美しさと重ねられた、「大液池の芙蓉」とは蓮のことだろうね。二種をはっきり分けて表すときには、木に咲くこの花を木芙蓉(もくふよう)、蓮を水芙蓉(すいふよう)と呼び分ける。
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草の花はなでしこ。唐のはさらなり、大和のもいとめでたし。 枕草子の一節だ。大和のなでしこというのがこの花、カワラナデシコと言われている。千年前の清少納言も愛でた花だね。
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クサキョウチクトウが咲いていたよ。通称のフロックスら或いは花魁草と言った方が通りが良いだろうか。フロックスとは属名を通称にしたもので、ギリシャ語で炎を意味するフロゴスに由来するそうだ。鮮やかな花色から連想されたのかな。花魁草という呼び名はクレオメという別の花にも使われるよ。
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道端でヨウシュヤマゴボウの花が咲いていたよ。実の色づいた房もいくらかあった。花期が長いんだねえ。
オシロイバナが咲いていたよ。午後四時頃から咲いて翌朝には萎む一日花だ。英語圏ではフォーオクロックフラワー、つまり四時の花とも呼ばれるという。
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咲き始めの女郎花をモンシロチョウが訪れていたよ。
立派な桜桃を頂いたんだ。少し冷やして、お八つに出そうか。
夏至から十一日。雑節のひとつ、半夏生だね。半夏(サトイモ科のカラスビシャク)が生える頃だから半夏生とも、半夏生(ドクダミ科のハンゲショウ。写真はこちら)が見頃を迎える頃とも言われる。ここ数年は六月末から暑さ厳しく、この日までに花が終わっていることも多かったが、今年はまだ見頃だ。
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