#
ハンドラ#
~特防高校ゲーミング部 格闘ゲームのプレイスタイル その2~
飴宮怠美 ─DARUMI AMEMIYA─
使用キャラ:高機動ラッシュダウンタイプ
ラウンド開始と同時に高速ステップで相手の懐に潜り込み、発生の速い小技を連打。
一気呵成に攻め立てる。
飴宮
「怠美の怒りをくらいやがれー!
怠美が今日なんかわけもなくイライラしてたりメイクに時間かかって遅刻したり自転車のタイヤがパンクしたのは全部お前のせいだぁ~!
きょきょきょきょきょきょ~!」
攻撃の精度なんて二の次。
指が動く限り、連打、連打、連打、連打。
勢いで相手を飲み込むタイプ。
しかし最初のラッシュを相手にしのぎ切られると、
途端にメンタルがグズグズになる悪癖を持っている。
飴宮
「な、なんでこいつ削れてないの…?
ありえないんだが…怠美のラッシュが通じないとか…
もう無理だよぉ…怠美にはこれ以外何もないのに…」
心が乱れている時に適切なガードを選択できるはずもなく──
逆にラッシュを浴び、投げ択にも読み負けて、
最後は豪快にKOされるのが怠美のいつもの負けパターン。
敗北するたび、怠美の精神状態は地の底まで沈む。
飴宮
「どぉして怠美って何やってもダメなのかな…
ゲームの世界なら頑張れると思ったのに、結局怠美は怠美でしかないんだね…
怠美、もう引退すりゅ…」
けれど心配しなくて大丈夫。
次の試合が始まると──
飴宮
「よくも怠美に酷い事してくれたなぁ…!
うらららららららぁ…!
お前なんてぇ…! こうだぁー…!」
すぐにまた元気になって猛烈ラッシュを開始するから。
飴宮
「怠美の勝ちぃー! 見て見て比留子先生ー! 怠美マジ最強だから~!
どいつもこいつもかかってこいよ! 怠美がボコしてやっからよ~!
きょっきょっきょ~!」
ダメな時は本当にダメだが、
いい時は手がつけられないピーキーなプレイヤー。
人は怠美のプレイスタイルをこう呼ぶ。
〝情緒ジェットコースターラッシュ〟
と──
────
蒼月衛人 ─EITO AOTSUKI─
使用キャラ:最初はとても悩んだんだ…ラブ&ピースを信条とするボクが、ゲームの中とはいえ人と争い合っていいのかなって…
でも、悩み抜いた末に気が付いたんだ! 喧嘩もまた、青春の1ページなんだって!
人はとても不器用な生き物だから、誰しも言葉にできない思いを胸の内に抱えてる…
それを体と体で伝え合うためにこそ、人には拳があるんだよきっと!
もちろん現実世界で争うのは御法度だけど、格闘ゲームの中でなら喧嘩と相互理解は両立できる!
さぁみんな! 自キャラの拳に思いを込めて、青い春のような戦いを始めよう!
レッツ・ゲーミング的ラブ&ピース!
────
雫原比留子 ─HIRUKO SHIZUHARA─
使用キャラ:グラップラータイプ
無類の分析力で相手の攻撃を読み切って、
優雅な動きで懐に入り込み──一度掴んだらもう終わり。
コマンド投げでダウンを奪い、
そのまま投げループに持ち込んで逃がさない。
雫原
「ほらほら、次の投げ択を間違えたら普通にライフがゼロになってしまうわよ?
ジャンプする? バクステする? 暴れてみる?
心して選ぶ事ね、ふふ」
反射神経も普通に優れているので、
正攻法で戦っても全然強いのだが──
雫原
「ステージをうろちょろ動き回るのって嫌いなのよね。
玉座に君臨してこそ女王でしょう?」
とは本人の弁。
曲者揃いのゲーミング部がまとまっているのは、
雫原先生の圧倒的力量故という噂。
終わり