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KINOSHI TAM'
@largetamotamo
作曲、ちょっと変わった演奏会の企画、電気機器による即興 (電力音楽など)、を3つの柱として活動しています。ケージ、シャリーノ、シムクンスなどに影響受けました。民俗音楽にも取材。ブルヲタガンヲタサバス好きセミベジタリアン武闘派。スターリン/遠藤ミチロウさん超尊敬。最近は「方言、身体、マニエリズム」を探究テーマにしています
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先日6月20日、「Guitar by Bruckner / Bruckner on Guitar」無事終演いたしました。 渡辺俊哉さんの新作「A.B.の自画像」は、彼らしい繊細な音使いに、どこか細くて硬い針金のような芯が通った、一気に持続を聴かせるような「強い」音楽でした。また、私が一切使わなかったような音型を駆使していたので(もちろん申し合わせはしていません)、その語り口の鋭さとともに、私の作品と好対照をなしていたと思います。  そして私の新曲「ブルックナーの主題による72の変奏曲」は、ちょうど半分のところで爪とぎを入れたりもしたので、総演奏時間は110分くらいありました。この全74曲の傾向としては、進むに従ってだんだん音が多くなっていくのですが、土橋さんは大局的に作品を捉え、ものすごい集中力と巨大な構成力で一気に弾ききっていただきました。決して気負わず、無駄な力は抜いて、長い音楽の旅路を歩む土橋さんの姿には脱帽です。  そして、74曲目の、交響曲第七番の主題が回帰して、本当に最後の、高い「H」のハーモニクスが空間に消えていったときの、巨大な沈黙。決して観念的、単なる美学的なことではなく、その場の全感覚を通じて宇宙と繋がっていくような、豊穣で殺伐とした、生きた現実が露呈するような何か、、、このほんの数十秒のひとときを作るための、長い110分だったのかと、感無量になりました。演奏の土橋さん、新作を書いてくれた渡辺さん、裏方をお手伝いいただいた皆さん、長くお付き合いいただき場を共有できた素晴らしいお客様たち、またマリーコンツェルトという得難い場所、壊れず音を奏で続けた楽器、全てに感謝です。これからもますます「過激」な音楽を推進していきたく思います。引き続きよろしくお願いいたします!!  なお写真は瀧川淳さんからお借りしました。いい加減、自分たちで写真取る習慣身につけないとなあ、、、
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