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伊藤昌亮/Masaaki ITO
@maito1212
成蹊大学文学部現代社会学科教授・文学部長・大学院文学研究科長。専門はメディア社会学。著書に『曖昧な弱者の時代』『炎上社会を考える』『ネット右派の歴史社会学』『デモのメディア論』『フラッシュモブズ』など。
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朝日新聞にコメント。「「財政なんか知らねーよ」消費減税求めたSNSの声 財務官僚は後悔」。荒唐無稽な陰謀論だと思われていた財務省解体デモの主張がほぼ実現してしまいました。たった1年で。「トンデモ」が現実になってしまったシュールな状況をリアルに検証すべきでしょう。
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「小さな声を聞く」ことを今最も熱心にやっているのは参政党だと思います。しかし彼らはそれを排外主義という、偽りの「大きな声」にねじ曲げてしまいます。その伸長を防ぐためにも、われわれ自身が「小さな声」を聞き、「大きな声」に取り結んでいく必要があります。そうした観点でのコメントでした。
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デモに参加して「大きな声を上げる」ことは絶対に必要ですが、一方で日常に戻った後、デモに冷淡な層の「小さな声を聞く」こともまた必要だと思います。そうして両面から、それもまったく異なる二つの世界から働きかけることでしか、今日の奇妙な権威主義体制は変えられないのではないかと思います。
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その点を語っているのがこの記事です。「なぜデモは広がり、高市政権の支持率は高いのか」。デモ参加者と高市支持者が見ている世界は異なります。前者がどれだけ声を上げても、それが届かず、高市氏の声だけが響いている世界があり、その仕組みをまず理解する必要があります。
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NHKでのコメントが議論を呼んでいますが、長くデモ論をやってきたことから、デモのシンパであることを前提に言っています。その上で重要なのは、この分断の中、デモに冷淡な層にどう対峙するかだと思います。どれだけ反高市を訴えても、彼らを理解しなければ、岩盤支持を切り崩すことはできないので。
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本日、武田砂鉄さんのラジオマガジン@文化放送に出演し、拙著『曖昧な弱者の時代』についてお話させていただきました。どうもありがとうございました。こちらにアーカイブされています。
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