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すがやみつる
@msugaya
マンガ家すがやみつるのXアカウントです。『まんがExcelで統計学入門』(構成・すがやみつる/作画・智山マイコ/技術評論社)発売中! 〈Amazonのアソシエイトとして、すがやみつるは適格販売により収入を得ています〉
参加 May 2009
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私は編集者経験のあるマンガ家ですが、新しい仕事の依頼を受けたり、あるいは新作を持ち込むときは、ネームを見せる前に、企画書を見せて、短時間のプレゼンをしていました。  ネームはアニメでいえば絵コンテで、演出の方法を見てもらうためのものです。その段階まで進んで、「ネタ・題材・企画がダメ」と言われることも多く、そうなるとネーム(演出)にかけた時間が無駄になります。  そんな理不尽さを感じていたので、企画書システムを採用していましたが、説明に長時間を要する企画は、たいてい採用されません。採用されたのは、たいてい1~2分で(ときには1分以下で)説明できた企画ばかりでした。  そんな経験もあって京都精華大学マンガ学部在勤中は、ペライチ企画書や短いプレゼンやポスター発表の機会を授業に織り込んでいました。  先日、コンテンツの若手クリエイター育成事業に関する報告会に参加してきましたが、映画・演劇・アニメ・ゲーム・現代アートなどの企画を海外(欧米)で売り込むとき、最初に行われるのは「ピッチ(短時間のプレゼン)」とのことでした。どの分野の報告でも「ピッチ教育の必要性」が叫ばれていて、とても興味深かったです。 (ハリウッド流のシナリオ教本でもピッチの重要性が述べられています)  日本のマンガ業界も、まずピッチによる企画段階の売り込みを常態化し、企画がOKになったものをネームにする段階を踏めば、「企画がよくない」「ネタが古い」といった理由で時間をかけて作ったネームがボツにされ、心が折れる若いマンガ家や志望者も減るのでは……と思っています。  マンガ家にとって、作品を作ることも大事ですが、いかにして企画を通すか(売り込むか)も、重要なスキルです。 「マンガもまずはピッチから!」  これが習慣化してほしいと思っています。
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