登録して招待リンクを共有すると、動画再生報酬と紹介報酬を獲得できます。

足洗
@ootakino_gorozo
ハーメルンで小説等投稿しております。 「病み男とストーカー少女」 自罰的な男がその精神に惹かれ狂った女の子に執着され共に堕ちる中編 ヤンデレが無性に好物 サブ垢(@sagamino_hikoju
参加 May 2020
221 フォロー中    30.2K ファン
大学内でも悪い意味で有名なダウナー系の先輩さんがどこかのサークルのコンパで泥酔したらしく吐くわ暴れるわその場で寝るわでヤリ目で呼びつけた奴らも萎えたのか彼女を路上に放置して去って行き、バイト帰りにそんな現場を目撃してしまった自分が仕様もないので彼女を自宅へ連れ帰り介抱したのだが、しばらくして目を覚ました先輩に「ヤるの? いいけどゴムしてよ」とここがどこで自分が誰なのか尋ねることもせずそんなことを抜かす神経が信じられず、どっと疲れが押し寄せてきて無視してその日はそのまま床で寝入り、朝起きて何故か二人分の飯を拵えて低血圧っぽい彼女と食卓を囲んでしまったのが間違いだったのかそれ以来ちょくちょく先輩は部屋に来ては自分に飯をたかるようになって、一度餌付けをした手前追い返すのも忍びなく、意外にも生活リズムをこちらに合わせてくれるので酔っぱらって非常識な時間に訪ねてくるようなことはなく、噂に聞く男遊びの様子も見えず「ん、居心地いいから」と答えになっているのかいないのかよくわからない返事をされ、なるほどこういう言い回しで男は騙されるのかと感慨が湧き、思ったより平和な彼女との日常が自分にとっても心地よくなってしまった頃、その夜は宅飲みで珍しく飲み過ぎた所為か先輩からのスキンシップが激しく「ね、ムラムラしてきた。シよ」と軽く頬にキスしてきたかと思うと服を脱ぎ始め、今まで考えないよう考えないよう理性で蓋してきた欲求が彼女の白い肌や甘い匂いでべりべりと剥がされようとしたのだが、ここで彼女と関係を持てば結局自分もまた彼女の中で“セックスした大勢の男の一人”に成り下がるんだという考えが過り、安いプライドとなけなしの意地と情けない独占欲がない交ぜになり「自分は結婚相手としかやらないので」と訳のわからない言い訳で先輩の誘いを逃れ、部屋の隅で毛布にくるまって狸寝入りを決め込んだら、次の日の朝目を覚ますと部屋に先輩の姿はなくて、とうとう終わりか……と、不思議で変わり者で綺麗で魅力的で好きな人との夢のような共同生活のあっけない幕切れに一人感慨にふけっていたら部屋のドアが乱暴に開き、ぱたぱたとサンダルを脱ぎ捨てて入ってきた先輩が、署名を済ませた婚姻届をテーブルに置いて「はい、書いて」と言ってペンケースから自分の使い古したボールペンを取り出してこちらに押し付けるから、まるで意味がわからず用紙と先輩を交互に見やると「私がしたい相手はもうキミだけ。それならいいでしょ。あと、キミが好き」と柔らかに微笑んで、取って付けたような愛の告白をされる話
もっと見る