機能不全家庭で育ち、長年不安や悲しみなど様々な感情を感じないようにして生きてきた場合、凄まじい怒りのエネルギーが奥底で渦巻いていることがあります。
些細なきっかけから信じられないほどの怒りが噴出して止まらない。それだけあなたは幼少期から長年、あらゆる事を我慢しなければならない環境にいたのです。
そしていま、やっと感情を出しても危険に晒されない場所にきた証なのです。
怒りというのは二次感情と呼ばれ、悲しい、寂しい、不安、疲れといった一次感情が解消されず抑圧された結果出てくる強い感情です。
また、適切に怒りを感じられることは回復のプロセスを辿ってきたという証でもあります。
ですから『怒り』という感情が出てきた事で決して自分を責めたりしないでくださいね。
私は親が過度に不安定だった為、幼少期から特に『怒り』の感情を出さずに生きてきました。その感情を出す事は危険で、みっともないと間違った学びをしていたためです。
ですが、健康的に怒りを出さなければその奥にある本来の感情、一次感情に気が付くこともできず、また、怒りに蓋をする事でさらに抑うつ状態が酷くなることを実感しています。
怒りの適切な出し方は絵や音楽などの感情昇華の表現、スポーツなどの肉体運動の発散などありますが、正直なところそんなことでこの凄まじい怒りが収まるものか、という思いもあります。実際私は20代前半の入院中に人のいない場所を選び古びた傘が折れるまでコンクリートに打ち付け続けた事があります。長年虐待や暴力を受けた事、感情を抑え続けた結果、激しい怒りが全く収まらなかったのです。
適切な怒りを感じ、適切に発散することはとても健康なことであり、回復を推し進めてくれます。怒りを感じたら、その奥にある本当の感情(1次感情)はどんなもの?と問い、寄り添ってあげてください。それは自分を大切にする事に繋がります。
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