松原俊太郎と小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクが、2024年の『ダンスダンスレボリューションズ』、2025年の『魔法使いの弟子たちの美しくて馬鹿げたシナリオ』に続いて、今年も豊岡演劇祭にやってきます。その新作タイトルは『日本の会話』。
松原俊太郎にとっては初の短篇戯曲。小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクとのタッグでは最初期の『ささやかなさ』以来となる二人芝居で、このタッグでは7作目となります。
『日本の会話』というタイトルの着想源は、ズレにズレた翻訳で奇妙なおもしろ英語を生み出した19世紀の英会話指南書『English as She Is Spoke』。本作では、意味が正しく伝わらないところから会話がはじまります。登場するふたりの人物、「おりがみ」と「あやとり」の言葉は、誤読され、重なり合い、あらぬ反応を引き起こしながら、思いもよらない外部へ接続していきます。うまく話せないことは、ほんとうに会話の失敗なのか。ズレを含んだ言葉を2つの身体でどうにか使い続けるうちに、ふたりのあいだには、そのとき、その場にしかない現実が立ち上がってきます。
言葉と身体が折り広げる、およそ60分の新作二人芝居。ぜひ劇場でお確かめください。