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Tatsuo Ohtaka
@tatsuohtaka
濫読のエンタメ好きな年寄り。本の紹介と感想(映画も)を中心にツイート。聞いたコンサート(主にクラシック)の備忘録はFacebookに書いてます。
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#矢樹純「#刑事総務課は眠らない」(文藝春秋)を読了。刑事総務課犯罪統計係に異動となった捜査一課の女性刑事は不眠症で、元機動隊の男性はショートスリーパー。男性が見る「長い夢」が捜査資料の矛盾や瑕疵を発見する5篇の背後にある大きな「謎」の真相は? このバディ、続編が読みたくなるなぁ。
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映画「#トロフィー」(2026日本)を観る(7月24日ユーロスペース)。朝鮮学校で朝鮮舞踊の練習に励む思春期の少女が、いろいろな葛藤を抱えながら「外の世界」との関わりを広げていく。主演の #恒那 が透明感のある演技で魅せる。感情を抑えた映像が余韻を残すが、題名の理由が判るシーンが象徴的。
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冬森灯「#オケ飯!」(ハルキ文庫)を読了。人生のどん底に落ちた主人公が、久々に会った個性的な仲間とともに一夜限りのアマオケを立ち上げる。そのドタバタを横浜グルメとともに描く。音楽好きならうなずける描写も多いが、グルメのお店が仮名なのは「調べろ」という意味だろうか?(調べたけど)
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夢野久作「#人間レコード」(角川文庫)を読了。名作「ドグラ・マグラ」完成前後に書かれた5作を収録。怪奇趣味が横溢するその文学世界を、手軽に味わえる名アンソロジーだ。表題作もいいけど、お気に入りは巻末の中編「超人鬚野博士」にしよう。
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阿津川辰海「#少女は殺人の夢を見る」(新潮社)を読了。東大の読書サークルの読書会で起こる不思議な夢(殺人事件が起こる)を主人公が悪戦苦闘しながら解いていく6編。著者の本格愛が爆発しているが、続きが書けるのか(書くだろうけど)。お気に入りは仕掛けが笑えた第三話「モザイク岬の謎」で。
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#倉知淳「#犯人は現場に首だけ戻る」(実業之日本社)を読了。死体を切断した理由を推理する4編を収録。捜査体験をレポートする「非正規雇用捜査官」に応募したフリーライター2名が探偵役という設定が、意外に説得力があって面白い。お気に入りは書き下ろしの「幽明境を(首も手足も)異にする」で。
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#宮部みゆき「人・で・なし」(講談社文庫)を読了。STORY IN POCKETシリーズの1冊で4編を収録。200ページ550円でミヤベのエッセンスが楽しめる好企画。すべて既読のつもりだったが、表題作がアンソロジー収録作で未読だった。これがなかなかの傑作で、うれしい。
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#河合隼雄・養老孟司・筒井康隆「#笑いの力」(岩波現代文庫)を読了。この3人の顔合わせで行なわれた講演会とシンポジウムの記録。「笑い」を考えることはどうしても真面目になってしまう、と3人ともこぼしているのが一番笑える。女優・落語家の三林京子が加わったシンポジウムが楽しかったな。
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映画「#大統領のケーキ」(2025イラク・アメリカ・カタール)を観る(7月15日109シネマズ二子玉川)。サダム・フセイン統治下のイラクの小学校で、大統領の誕生日にケーキを作る羽目になった少女の冒険と過酷な運命。当時のイラクの状況がリアルに描かれ、少女の健気さに胸が締め付けられる。
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#荒木あかね「#おむこさんは殺人鬼」(文藝春秋)を読了。著者初の短編集で5編を収録。それぞれが独立しているし内容もバラバラだが、水準が高いので面白く読めた。表題作などシリーズ化が可能かもしれない。お気に入りはバディものの「置き去りイヤリング」にしよう。
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#米澤穂信「#米澤屋書店」(文春文庫)を読了。無類の読書家でもある著者が、好きな本をたっぷり紹介。その量約800冊!(既読は1割ないかも)文庫化に際して大幅加筆されており、読み応え充分。読みたくなった本がたくさん出てきて、買おうかどうしようか思案投げ首中。罪な本だなぁ……。
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#赤川次郎「#観覧車 赤川次郎ショートショート王国」(光文社文庫)を読了。ファンクラブ会誌に、会員から募集したタイトルによる27編を収録。練達の筆による多彩な作品集(2016〜23年掲載)で、サラサラと読めてしまう。お気に入りはシンデレラの「その後」を描いた「おとぎ話の忘れ物」にしよう。
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#辻真先「#殺人がいっぱい 復刻版」(祥伝社文庫)を読了。1986年刊行のユーモア・ミステリを文字を大きくして復刻。9章それぞれに殺人が起こる(例外アリ)という派手さだが、探偵役の主人公とワトスン役の幽霊(!)のキャラクターが面白く、解決もファンタジックで楽しい。面白かった!
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#矢樹純「#怖い客」(PHP文芸文庫)を読了。表紙や帯の惹句を見るとホラーのように思えるが、不審な客の行動理由を探る「カスハラ」ミステリで5編を収録。コンビニやコールセンターなど舞台設定も多彩で、リアリティがある。お気に入りは書店を舞台にした「サトリ夫人」で。
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#白井智之「#本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件」(実業之日本社)を読了。いやはや、見事なバカミスだ(褒めてます)。まさかこんなネタ(トリック)を思いついて、そのためにこんな造本にしたなんて。作者も編集者も楽しんでるなぁ。いいね!
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#野口卓「#縁切り榎 江戸切絵図恋暦」(文春文庫)を読了。江戸時代の男女の恋模様を描いた4編を収録。身分違いの恋の行方や真面目すぎる男や女の生き方が、練達の筆で綴られる。ドレも味わい深いが、お気に入りは「湯屋の二階」にしよう。
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講談社編「#検索結果はありません」(講談社)を読了。書き出しが同じショートショート第7弾で、24人が競作している。当然視点も違えば出来栄えもさまざまで、面白く読めた。昨年逝去した #西澤保彦 の作、これが遺作なのかしら?
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映画「#死神バーバー」(2026日本)を観る(7月8日・新宿武蔵野館)。新米死神のミスで、生きているのに現実と冥界の狭間にある美容室に入り込んだ美容師の物語。主演の #桜井日奈子 が勝ち気なアラサー女子を好演して、とても楽しめた。最後の笑顔がいいね!
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#東直己「#残光」(ハルキ文庫)を読了。好きな作家のヤクザや警察・企業の腐敗のため、命を狙われることになった子どもを守る主人公の活躍を描くハードボイルド。主人公は最愛の人との関わりを避けて生活しているが、その子どもが巻き込まれたために動き出す。ページを繰る手が止まらなくなる傑作。
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#真門浩平「#ぼくらは回収しない」(創元推理文庫)を読了。1999年生まれの注目の新鋭による短編集で、5編を収録。それぞれは独立しているが、多重解決や意外な動機などバラエティに富んだ内容がすごい。お気に入りはなかほどに置かれた「追想の家」にしよう。
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