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ウイ
@ui0723
ウイ(本名) 文筆家。自著はこれまで3冊。1日中ラジオを聞いています。本と犬と料理が好き。アウトドア歴17年目。IBJ正規会員の結婚相談所「スタンダール赤坂」所長。 朝日新聞「the Letter」、note、ポッドキャスト「閉店までには帰ります」はリンクより。 uik0723@gmail.com
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とんでもなかったです。 『アウシュヴィッツのタトゥー係』 アウシュビッツ強制収容所でタトゥー係として働いていたユダヤ人の物語。ノンフィクションがベースになっている小説です。 ガス室での殺害から免れたユダヤ人のラリ。あることがきっかけでタトゥー係という仕事に就きます。 アウシュビッツに収容され、運よく殺害されなかった人は、労働に就く前に人間の尊厳をなくすために名前を奪われるんですよ。名前の代わりに番号があてがわれる。その番号を、腕に刺青で彫られる。それを入れるのがタトゥー係です。 タトゥー係になったラリは来る日も来る日も、収容されてくるユダヤ人の腕に数字の羅列のタトゥーを彫るんですね。 そんなある日、ラリは1人の女性に恋をします。 自分がタトゥーを入れた、4562番の女性。一目ぼれです。 ラリは4562番の女性と生きてここを出ることを決意。 ただ、場所が最悪。 毎日大量に人が死ぬ人類史上最悪の収容所、アウシュビッツですから。 ラリが4562番とお近づきになりたいと願っても、男女は別の収容所で、監視の目もあるし、接触ができないんですね。少しでも不審なことをしたら即射殺です。 明日、自分や4562番の女性が生きている保証なんかないのです。 ラリは限られた資源と頭脳とコミュニケーション能力で4562番にアプローチを始めます。 選択を一つでも間違えたら死亡という極限状態で命懸けのアプローチです。 人類の歴史上、最悪の収容所であるアウシュビッツで命懸けの恋をしたラリは、二人でアウシュビッツを抜け出すことができるのか。 ノンフィクション、すごい。 この本はラブストーリーとしても秀逸なのですが、世界や日本で何が起こってるのかに興味を持つための入り口にもなる本だと思います。
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