【ツイキャスで配信14年目に突入し想う事】
長くあの奇怪な見世物小屋――ツイキャスという名の夜の市場を眺めていると、人間という生き物の薄気味悪い正体が、闇の隙間からぬるりと顔を覗かせる。
昨日までは、迷惑配信だ、違法配信だと、まるで正義の執行人にでもなったつもりで石を投げ、異形を狩り尽くした者たちがいる。彼らは「平和」を旗印に、騒乱を焼き払い、ようやく静かな世界を手に入れた。
ところが、いざ静寂だけが残ると、その同じ口が今度は退屈そうに歪むのだ。
「つまらない。」
「刺激がない。」
何という滑稽な怪談であろう。
自ら怪物を絞め殺しておきながら、夜が静かすぎると嘆くのである。恐怖を憎みながら、心のどこかでは恐怖を餌に生きている。人間とは、平穏を恋いながら混沌に欲情し、安全を求めながら破滅を覗き見たがる、実に底知れぬ矛盾の獣なのだ。
ツイキャスを長く眺めていると、配信者よりもリスナーのほうが、よほど奇妙で、よほど不可解な生き物に思えてくる。
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ツイキャス#