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鈴木 泰志
@SUZUKIYASUSHI55
趣味、海外旅行、ジョギング、寿司、株投資。安保徹先生の免疫学と医食同源で健康生活。留学とビジネスで20年中国と関わる。投稿は日中関係中心ですが、旅行、健康、グルメについても呟きます。
가입 July 2010
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軍備を増強すれば中国を抑止できる? この論理には大きな前提があります。 「中国が軍事的損得を最優先し、圧力を受ければ政策を変更する」です。 しかし、中国の安全保障観は西側とは異なります。 中国は台湾問題や領土問題を、単なる軍事バランスの問題ではなく、国家主権や核心的利益に関わる問題として位置付けています。そこに列強に支配された歴史認識も加わり、外部から軍事的圧力を強めても、中国が譲歩する可能性は非常に低いのです。 むしろ中国は西側の軍備拡大を「封じ込め」や「包囲」と認識し対抗措置を取ります。結果として、双方が「防衛のため」と主張しながら軍拡を続け、緊張だけが高まる安全保障のジレンマに陥るわけです。それが昨今の緊張のエスカレートの正体です。 つまり、軍備を増やせば安全になるという単純な発想は中国には通用しません。 今の高市政権が進める軍拡路線を「抑止力強化」として無条件に支持し続ければ、日本は中国との対立をさらに深め、偶発的な衝突のリスクを高めるだけです。 安全保障とは、相手を力で屈服させる発想ではありません。相手の認識を理解し、対立を管理し、衝突を避けるための外交こそが必要なんです。 残念ながら、高市政権にはその視点が欠けています。相手の安全保障上の認識を理解するよりも、軍事力による対抗を優先し、中国をけん制したいアメリカの戦略に沿う形で、日本を対立の最前線へ向かわせています。 軍拡が平和をもたらすという幻想を信じ続ける先に待つものは、抑止ではなく、取り返しのつかない破局しかありません。
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