# Codexの機能と実践的な使い方
🏛️ 全社にCodexを配るとき、「どのMCP・モデル・権限を許すか」を一人ひとりに任せるのは危険です。集中管理設定なら、管理者が境界を引いて統制できます。
🏷️ タイトル: 集中管理設定・ガバナンス
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📘 概要
Codexのエンタープライズ向け集中管理設定は、IT管理者が組織全体のエージェント挙動を中央から統制する仕組みです。許可するMCPサーバー、モデル、承認・サンドボックス権限などをポリシーとして配布し、利用者が勝手に逸脱できないようにします。
⚙️ 機能の説明
管理は2階建てです。
・`requirements.toml`: ユーザーが上書きできない、管理者が強制する制約。
・`managed_config.toml`: 出発点となる既定値で、セッション中にユーザーが変更可能。
適用優先順位は高い順に、macOSのMDM設定 → クラウド管理のrequirements(ChatGPT Business/Enterprise)→ システムファイル(`/etc/codex/` や `%ProgramData%\OpenAI\Codex\`)→ ユーザーの `config.toml` → CLIの上書き、です。管理レイヤーはCLIフラグより優先され、毎セッションで再適用されます。
ロックできる主な設定は、承認ポリシー、サンドボックスモード(`full_access` の遮断など)、権限プロファイルのallowlist、MCPサーバーの承認(コマンド/URL指定、未掲載は無効)、機能フラグ(`browser_use` 等)、自動レビューの強制、ネットワークのドメイン許可/拒否、ライフサイクルフック、コマンド規則などです。
🛠️ 実践的な使い方
`requirements.toml` では `allowed_sandbox_modes` で許可モードを絞り、`[permissions.filesystem]` の `deny_read` で `~/.ssh` や `.env` を拒否、`[rules]` の `prefix_rules` で `rm` を禁止、`[mcp_servers.approved]` で承認済みMCPだけを許可、といった指定ができます。これで `full_access` は使えず、機密ファイルの読み取りは拒否、破壊的コマンドは禁止され、承認済みMCPのみが有効になります。
💡 ユースケース
社内で承認したMCPサーバーとモデルだけを全社員に配り、機密ファイルの読み取りや破壊的コマンドを一律でブロックする、といったガバナンスを再デプロイなしに統一できます。
⚠️ 注意点
`allowed_permission_profiles` を定義すると、それが排他的なリストになります。後段のソースでプロファイルを使うには明示的に再有効化が必要です。クラウドのrequirementsはローカルにキャッシュされるため、オフラインでは最新ポリシーが反映されないことがあります。カスタムプロファイルはCodex 0.137.0以前のクライアントへ配布しないでください。グループ単位のルールは最初に一致したグループが勝ち、未設定フィールドは後続から継承されません。
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