毎年初春になると、遼東湾海域の氷上ではゴマフアザラシが子を産み育てている。気温の上昇とともに海氷が溶けて砕けると、まだ生きる術を身につけていない子アザラシは岸に打ち上げられやすくなり、生存の危機に直面する。
遼寧省海洋水産科学研究院のスタッフは、親とはぐれた子アザラシを大切に保護し、人工哺育や野生化訓練を行い野生復帰を促している。子アザラシが無事に海へ放たれた後も衛星設備によって継続的な追跡を行っている。さらに、いまでは沿岸の湿地が回復し、生態系が改善され、魚やエビも増えたことで、ゴマフアザラシの個体数は回復傾向にある。
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