【読書マラソン6日目】(編集者M)
P252~P271「23」まで読了。
あまりに物語にのめり込み過ぎて読むペースが速すぎて、27日までに読み終わってしまいそうと気づきました。
少しペースを落とします。
新の母親らしき人物を突き止めた佐竹は、高校の時の同級生・由紀に会いに行き、あることを頼む。
由紀は、母親たちのネットワークを使って、新の母親のことを調べていた。
由紀は、同級生だった栄次と結婚するも、障がいを持った子どもの子育てなどを経て、別れてしまった。
そんな英次が、今日は由紀の家にいてビールを飲んでいる。出て行ったはずの夫がその情景にしっくりなじんでいることに気づく佐竹。
由紀が調べたことを話しはじめる。
保育器から出られなかった我が子に会った時、母親がどんな気持ちになるか――。
一度赤ちゃんと会いさえすれば、気持ちはがらっと変わる。
ただそれは不安定さもあり、家族や周囲の人が少しずつ支えてくれるので、何とかやってこれる。
でもその支えがない母親は、家族から子どもを拒否されてしまった母親は、いったいどうすればいいのか……。
実際に子どもを育て、夫婦だった二人の実感を交えながら、新の母親を取り巻く環境がだんだん明らかになっていきます。
残酷な真実と、そして、やり場のない気持ちが胸の中で暴れだします……。
子どものことや、新の母親のことを話す3人は、ビールを飲みながら、山菜をつまみに淡々と語り合います。
時に目や目線が気持ちを語り、時にはまったく違う内容で話を逸らす。
そんなやりとりが、ものすごくリアルな熱を持って迫ってきます。
真実まで、あともう少し。
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