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打海文三読書マラソン# #
時には懺悔を#
【読書マラソン7日目】(編集者G)
今日はP252~312まで読了。
聡子は民恵に、新を引き取ってほしいと誠心誠意、訴えかけます。
けれど民恵は、かつて新を受け止めきれずに心を壊してしまった経験があり、残されたほかの娘のことを考えても、新を育てることはできないという。
今、ここまで聡子のように、「おせっかい」に、他人のために泣いて、叫べる人って、どれくらいいるでしょうか。
娘と一緒にいたくてもいられない聡子は、民恵と新に自分自身の痛みを重ねている部分もあるのだと思います。
そして、決して民恵が冷たいわけではない。これもひとつの現実なのだと思います。
一緒にいたくても、いられない親子。
どうしても受け入れられず、一緒にいられない親子。
正解がないから、人間関係って、家族って、愛って難しい。
そして佐竹と聡子は、ついに明野に接触。
新を誘拐するに至った経緯が、明野自身の口から明らかになります。
そこでの聡子の言葉が、とても印象に残りました。
「あたしにちょうだい」
「何を」
「新くん」
「あたし前科あるけど、軽いもんよ。罰金五百円」
聡子という人が、ここまでの物語で抱えてきたものを思うと、この「あたしにちょうだい」が胸に刺さります。
いよいよ明日、最後まで読み切ります。
どうか、新にも、明野にも、佐竹にも、聡子にも、民恵にも、それぞれの救いがありますように。