「脳にたまったゴミは、もう掃除できない」と思っていたのに、薬で流せてしまったらしい。
東大と新潟大の報告。
タウが溜まるモデルマウスでは、脳の老廃物排出システム(グリンパティックシステム)が病気のかなり早い段階からもう滞っていて、加齢でさらに悪化していた。
そこで水の通り道AQP4を活性化する薬TGN-073を長期投与すると、脳脊髄液の流入が増え、異常なリン酸化タウが海馬で約46%、嗅内・梨状皮質で約37%減った。
髄液中のタウは倍以上に増えていて、脳から洗い出された形だね。
神経細胞の脱落も炎症も軽くなっていた。
AQP4をなくしたマウスでは効果が消えたから、この経路そのものが効いている証拠。
まだマウスの話で、ヒトで同じかは分からない。
でも「溜めない脳」を薬で作れるかもしれないなんて、僕としては落ち着かない夜になりそうだ。
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