ごきげんよう。お元気ですか?
来春発売予定『マイ・ディア・キッチン』(文藝春秋)、皆様にお届けするためのお支度、私の作業パートはほぼ終わりました。
とはいえ、まだまだ担当編集者さんや営業さんが日夜、くまなく諸々チェック☑️し、少しでも良い本にするため調整を続けてくれております🙏ありがたい。
『シナプス』という小説を書いた時、もう全てを出し切った感覚があり、あまりに良い小説が書けたので、これ以上の作品を書ける気がしなくて、次の作品を書ける気がしませんでした。
文章を書くことは人生で一番好きだけれど、出来れば一生続けていきたいけれど、とにかく怖くて、「この作品を越えられるか?」と、自分の中で葛藤がありました。
でも、その葛藤は誰にも言えなかったです。人に言ったところで、正確に理解して下さる方もいらっしゃらないと思い。
しかし、ある時、尊敬している書店員さんに言われました。「大木さん、まだいけますよ。もっと書けますよ」と。
以来、おそるおそる文春チームの皆様と、料理家の今井真実先生のお力を借りて、『マイ・ディア・キッチン』、書き始めてみました。
すると「自分の、どの部分に、こんな力が残ってたん?」と驚くほど良い小説が書けてしまいました。また助けられた。
もっと、もっと、もっと書き続けていきたい。
お届けまで、あと少し。
春のお便り、お楽しみに。
写真は以前、ササポンさんの軽井沢の家に伺い、お庭の植物の手入れ作業をしたときのものです🕺帽子はササポンさんの私物。
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