タイの古都チェンマイで古着を集め、ミャンマー人が暮らす難民キャンプに送る支え合い。難民ひとりひとりにはストーリーがある。
ここは、チェンマイにあるミャンマー料理の屋台村「メモリーズ・オブ・チェンマイ」。ビルマ料理だけでなく、カレンやカチン、シャンなど各地の逸品がそろい、また異国の地で頑張るミャンマー人が憩いの場として時折通っています。シックな雰囲気も好み。カラオケができるコーナーも。
ここでは毎週日曜日、古着を集め、それを近くの難民キャンプに届けています。先週の日曜日は警察の取り締まりがあったため、問題に巻き込まれることを恐れたミャンマー人らは警戒。ほとんどの屋台はお休みだったとのこと。
ちなみにお店の前に吊るされた紙で作ったフクロウは「幸運を呼ぶ」「魔除け」「商売繁盛」といった意味があります。
ganasがこの地で開講する取材プログラム『Global Media Camp in タイ』ではフェアウェルパーティーをここで開くのはもはや定番です。知り合いのミャンマー人も出店していますし、またお金も落とせますから。
メモリーズ・オブ・チェンマイのオーナーを務めるのは、ミャンマーの伝説的なヒップホップバンド「ACID」のメンバーであるアナガさん。ミュージシャンとして、また人権活動家として、ミャンマーでは知らない人がいないレベルの著名人です。
運が良ければアナガさんと会えるかもしれません(英語もかなり上手で、また日本にも詳しい)。一緒にいたミャンマー人の若者は緊張した面持ちでツーショットの記念写真を撮っていました!
ACIDのメンバーは現在2人。ですがかつては4人いました。2人は軍政に捕まり、うちひとり(ザヤソーさん)は4年前(2022年の7月23日)に絞首刑となりました。ミャンマーでおよそ30年ぶりに執行された政治犯の死刑。若者から絶大的な支持を得ていた民主化のアイコンを見せしめ的に抹殺した、といわれています。
ACIDはもとから軍政に反対するバンドでした。ザヤソーさんは2012年の補欠選挙で国民民主連盟(NLD)から立候補。アウンサンスーチー氏らとともに当選し、下院議員を務めていました。
ACIDが2000年(かつての軍政の時代)にリリースしたミャンマー初のヒップホップアルバムの名前は「Beginning」。予想に反してミャンマーのヒットチャートで2カ月以上にわたって1位をキープしました。下のユーチューブを見ればミャンマーのヒップホップの歴史がわかります。
こちらの動画はACIDのコンサートのようす。人気の高さがうかがえますね。ACIDの動画が続くので連続してご覧ください。アナガさんはたいてい、上が白、下が紺のパーカーを着ています。
「ミャンマー難民ひとりひとりにはストーリーがある」。Global Media Campで強くこだわるのはまったく同じです。社会問題だけを抜き出すのでもなく、かといって素晴らしい文化だけを大きく取り上げるのも違和感を覚えます。ひとりひとりの異なる人生に焦点を当てる。それがGlobal Media Campの真骨頂。
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【早割6/8】市民記者になってミャンマー難民を取材しよう『Global Media Camp in タイ』参加者募集
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