卵子凍結は非常に有用な選択肢ですが、一般に思われているよりも「1人の出産」に必要な卵子数は多いです。
ある研究では、35歳未満で凍結した卵子でも、15–19個の成熟卵子を融解した場合の累積生児獲得率は64%、20個超でも71%でした。
(Cascante SD, et al. J Assist Reprod Genet. 2024.)
つまり、若い時期に15個前後の成熟卵子を凍結できていたとしても、3〜4割の方は出産に至らない可能性があるということです。
さらに、将来2人以上のお子さんを希望する場合には、その倍以上の卵子数が必要という計算になります。
一方で、「若いうちに質の良い卵子をたくさん凍結しておけば大丈夫」という話でもありません。
卵子凍結後に良いご縁があり、自然妊娠や通常の不妊治療で妊娠できれば、結果的に「凍結卵子は使わなかったね」となることもあります。
そのため個人的には、卵巣予備能が極端に低い方などを除けば、
「35歳くらいまでにパートナーがいなければ、卵子凍結を検討してもいいんじゃない?」
くらいの温度感で説明しています。
卵子凍結は「保険」にはなりますが、「保証」にはならないということを知っていただけたらと思います。
显示更多
【奇跡の34歳】麻亜里さん、卵子凍結の現実を涙ながらに語る
順風満帆でキラキラしているように見える人だって、みんなと同じように悩んでるんだよね。
田中みな実の高齢出産に、勝手なヤジ飛ばしてる人たちに見てほしい…🥲
显示更多