【唯一の政令指定都市の市長選での当選者なし: 2003年札幌市長選】
首長選で誰も法定得票数に届かなかった6例は全て市長選と町長選ですが、その中で最も自治体の規模が大きいのは2003年の札幌市長選です。
これは今のところ唯一の政令指定都市の市長選で起きた事例です。
札幌市長選は1959年から市長が引退時に助役を後継者に指名してその人物が当選するということが続いていました。しかし、この2003年の選挙では市長は引退したものの、後継者を指名しなかったのです。
このような状況で自民党を含めた様々な勢力で分裂が生じるなどの様々なことが起き、有力候補者が乱立した状態になったのです。さらに候補者が政党色を薄めた結果、どの党が誰を支援しているかということが有権者に分かりづらくなったことなどの事情が重なり、7人が立候補して誰1人として法定得票数に届きませんでした。
なお、再選挙は4人が立候補し、誰も法定得票数に届かなかった選挙で1位であった候補者が当選しています。
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