【世界】
アジア最大の犯罪組織"プリンスグループ"
最高幹部を警視庁が逮捕
中国出身 キプロス国籍 フー・シー(44)
----------逮捕容疑----------
①
東京都中央区役所で印鑑登録を申請する際に別の男の容疑者に、フーの在留カードを使って手続きをさせた
②
東京都中央区に転居したとする虚偽の住民異動届を提出
----------犯行理由----------
【日本での永住権を得るため】
フーは2023年11月に"高度専門職"の在留資格を取得
26年4月17日ごろ、大阪市内のホテルで、他の容疑者らと「永住権を取りたい」と協議
協議に参加していた人物から、フーが経営する会社が東京にあることにより「住民票を東京に移した方がいいのではないか」と助言を受けたことで、在留カードを容疑者の女に渡す
「安全に暮らせる場所がほしかった。日本が候補になった」などと供述
警視庁は、永住権を得るために画策していたとみて捜査
----------プリンスグループとは----------
2015年にカンボジアで設立された複合企業
不動産・金融(銀行)・カジノ・航空事業等を持つ
米財務省は2025年10月プリンスグループを
《国際犯罪組織》に指定
※(シンガポール17社、香港17社、台湾9社を含む)
強制労働国際詐欺等にも深く関わりがある
「強制労働施設で働かされていた人数について」
国連報告でカンボジア・ミャンマー両国だけで
"推計10万〜22万人"が拘束労働されているとされる
プリンスグループはカンボジア国内だけで
少なくとも10か所以上の"強制労働詐欺施設"を運営
----------主な活動地域----------
中心地:カンボジア
ミャンマー、ラオス、フィリピンに特殊詐欺工場
中国:オンラインギャンブル・マネーロンダリング等
----------主な被害地域----------
【金銭被害】詐欺で資産を奪われた国々
米国:最大の標的
米財務省によれば米国人は2024年だけで
東南アジア発の詐欺で最低100億ドルを喪失
米議会も"中国系詐欺経済が米国人から数十億ドルを
盗んでいる"と公聴会で追及
東南アジア全域:全体で年間推計236億ドル規模の被害
シンガポール:1人あたり平均被害額が最高
マレーシア:被害割合が最も高く成人の32%が被害
フィリピン:成人の31%が詐欺被害
中国: 投資詐欺被害多数
【人身被害】収容所に売られ強制労働させられた国々
国連人権高等弁務官事務所とアムネスティの報告
被害者の出身国:中国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、台湾、バングラデシュ、インド、スリランカ、ネパール、フィリピン、ミャンマー、南アフリカ、ジンバブエ、ケニア、エチオピア、リベリア等
・国連は"56か国"に及ぶと指摘
ミャンマーで最大約12万人
カンボジアでも約10万人
「強制的に詐欺をやらされている状態とみられる」
生存脱出者58人中40人が拷問・虐待を経験と回答
「dark room」と呼ばれる部屋が存在
ノルマ未達者・脱走者・通報者への専用拷問部屋
脱走者へは電気ショック、殴打、性的虐待・搾取、強制中絶、食事剥奪、独房監禁等の虐待
「脱走者を再捕獲すると瀕死になるまで殴る。この目で見た」との証言
----------各国の制裁----------
🇺🇸 米国
司法省がチェン・ジー(創設者)を
電信詐欺共謀・マネロン共謀で起訴
・約127,271ビットコイン(当時約150億ドル)を没収
・財務省がプリンスグループを国際犯罪組織指定
🇬🇧 英国
米国と同時に制裁
ロンドンの不動産19件を凍結
※(合計1.3億ポンド以上)
創設者チェンに渡航禁止+資産凍結
🇸🇬 シンガポール
警察がチェン関連の約1億1,500万ドルを差押え
対象:不動産6件、ヨット、車11台、高級酒
🇹🇼 台湾
台北の検察が47か所を家宅捜索、25人を逮捕
約1億4,500万ドルの資産を押収
🇭🇰 香港
27億5,000万香港ドルの資産を凍結
🇰🇷 韓国
韓国政府がプリンスグループを制裁指定
🇨🇳 中国
2026年1月6日
カンボジアが創設者のチェンを拘束し中国へ引き渡し
中国国営TVは「詐欺と違法カジノ運営」で逮捕と報道
中国は東南アジアの対中国民詐欺に死刑を含む
"最も厳しい刑罰"で臨む姿勢
🇰🇭 カンボジア
当初は「チェンやプリンスグループの不正を非難していない」と擁護的だったが、国際圧力で転換
・プリンス銀行の清算を命令、カジノ免許を取り消し
※政府の共犯が疑われている
🇯🇵 日本
最高幹部「フー・シー」を警視庁が逮捕
犯罪収益没収の法整備が遅れている
日本が狙われたと分析される
米・英・韓・台・港・星・中・日が連携した
かつて前例のない"多国間包囲"が組まれている事案
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