共同通信さん、
「外国人、出国後住民税18%未納」
これ、かなり悪質なミスリードだろw
見出しだけ見たら、
「外国人の18%が住民税を払っていない」
「外国人が税金を踏み倒して帰国している」
そういう印象になるように作ってるよな?
でも実態は全然違う。
まず18.6%は、
外国人全体の未納率ではない。
外国人の18.6%が未納したという「人数割合」ですらない。
対象は、
「すでに日本を出国した外国人」
だけ。
しかも、その人たちの「課税額」に対する未収率が18.6%という数字。
ここ重要な。
日本で普通に暮らして、
普通に働いて、
給与から住民税を天引きされて、
普通に納税している大量の外国人は、
この18.6%の分母にすら入ってない。
わざわざ外国人の中から、
「もう日本を離れた人」
だけを抽出してるんだよw
しかも「出国」といっても旅行だけじゃない。
仕事を辞めて、
家を引き払って、
住民票を抜いて、
母国へ帰国して、
そのまま日本に戻ってこない人もいる。
そして日本の住民税は前年所得ベースの後払い。
前年、日本で働く
↓
退職
↓
帰国
↓
日本の住所がなくなる
↓
その後に住民税が課税・徴収されるケースがある
で、
その納付書、誰が受け取るんだよwww
本人もう母国なんだけどw
だから自治体自身が、
出国前に日本国内の「納税管理人」を指定してください、
なんて制度を用意してる。
つまり最初から、
「本人が国外へ出ると納付書の受領や納付が困難になる」
ことを制度側も認識してるわけ。
前年所得への後払い
↓
本人帰国
↓
国内住所消滅
↓
納付書の送達が困難
↓
国外からの徴収も困難
↓
未収発生
典型的な制度上の徴収問題じゃねえかw
そして一番笑えるのがここ。
今回の調査自治体の住民税滞納額は、
約442億円。
そのうち共同通信が大々的に見出しにした
「出国した外国人」の滞納額は、
約10億円。
つまり、
全滞納額の約2.3%。
じゃあ残りは?
約432億円。
97.7%www
もちろん、この97.7%を全部「日本人」と断定することはできない。
日本に住み続けている外国人の滞納も含まれるからな。
でも逆に言えば、
日本に住み続けて普通に納税している外国人も大量にいる。
なのに共同通信は、
外国人全体の納税状況を日本人と比較する数字を出さず、
外国人の中からわざわざ
「すでに日本を出て、最も徴収困難になりやすい人」
だけを抽出。
その特殊な集団の18.6%という数字だけを巨大化して、
「外国人、出国後住民税18%未納」
と見出しにした。
一方、
滞納額全体の97.7%を占める
「出国外国人以外」の約432億円は、
見出しでは完全に消滅w
これで読者に
「外国人は住民税を払わない」
という印象を与えたら、
そりゃ数字自体は嘘じゃないですよ。
でも統計の見せ方として完全にミスリードだろ。
本当に「外国人は日本人より住民税を払わない」と報道したいなら、
日本人全体の課税額・滞納額・滞納率
vs
外国人全体の課税額・滞納額・滞納率
を同じ条件、同じ分母で並べろよ。
なんでそれをやらないの?w
外国人全体で比較したら都合が悪いんですか?w
442億円の滞納があるのに、
わざわざその中の約10億円、
しかも「すでに出国した外国人」という特殊ケースだけ拾って、
「外国人」「18%」「未納」
を見出しに並べる。
これ、
報道というより
「外国人」という単語を使った印象操作じゃないですか?w
最近は政府も「偽・誤情報対策」だの
「情報リテラシー」だの熱心ですよね。
いい教材があるじゃないですか。
数字そのものは正しい。
でも、
分母を限定する。
特殊な集団だけ切り取る。
全体との比較を見せない。
そして一番刺激的な数字だけ見出しにする。
これで読者に全く違う全体像を想像させる。
偽情報だけが人を騙すわけじゃない。
「本当の数字をどう切り取るか」でも、
いくらでも人は騙せる。
共同通信さん、
プロの報道機関なら、
そのくらい当然分かっててこの見出し作ってますよね?w
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