「マスコミが数を持ち出してきたら割合を見る、割合を出してきたら数を見る」の教えは今回も実に有効だなあ。
【数】
・高市内閣の支持率54.3%!
・政権発足後の最低を更新!
・前回から5.1ポイント落ち込み!
↓
【割合】
・発足後最低でも、まだ支持率は過半数超え!
・石破内閣退陣時点の支持率(27.7%・時事通信調べ)のほぼ2倍!
今回は「支持率下げてやる!」でおなじみ時事通信社ですか。
「支持率最低更新!」と報道されたら、「早くも政権の勢いが失速!」「支持離れ加速!」みたいな印象を受けますよね。でも比較対象を変えると、石破内閣の最終期と比べたらほぼ倍の支持率だし、政権発足後最低といっても、まだ過半数超えの支持を集めてるわけですよ。
つまり「下がった」ことは事実でも、「低い」とは別。「最低更新」は事実でも、「危険水域」とはまったく違う、というわけですね。
しかも共同通信と時事通信は「下落」と報じ、読売は「上昇」、朝日は「横ばい」、毎日は「下げ止まり」と報じてます。同じ時期に調査したはずの内閣支持率なのに、社によって「下落」「上昇」「横ばい」と結果がバラバラ。ここまで来ると民意を測っているというより、各社の願望を出してるだけのように見えますねえ。
よく「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」と言われるとおりで、別に時事通信が嘘つきってわけじゃないですけど、「どの数字を見出しに使うか」によって、いくらでも印象操作できてしまうことは明らかです。
今回も「高市内閣の危機」というより、「マスコミの切り取り芸の安定感」が浮き彫りになっただけでしたね。
内閣支持率より先に、マスコミ報道の信頼度を調査した方がよさそうです。
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