「オスプレイがこんなに低く飛んでいる!」
⇒普通のヘリコプターです。
「この飛行機にぶら下がってる3本の大型爆弾が見えないのか!?」
⇒爆弾じゃなくて増槽(外部燃料タンク)です。
「救難ヘリなのに左右にミサイル積んでるなんて異常すぎる!」
⇒ミサイルじゃなくて増槽(外部燃料タンク)です。
「スクランブル機が実弾ミサイル搭載の疑い!」
⇒対領空侵犯措置任務に就く戦闘機が、実弾の空対空ミサイルを搭載するのは当たり前のことです。
軍用機に詳しくない一般の人が、増槽を爆弾やミサイルと勘違いするのはまあ分かるんですよ。確かにそれっぽく見えますもんね。
でも政治家が普通のヘリをオスプレイと誤認して危険視したり、ましてや報道機関がスクランブル機の実弾搭載を、何やら異常な事実が発覚したかのように扱ったりするのは全く話が違います。
そもそもスクランブルは、領空侵犯の恐れがある航空機に対して戦闘機を緊急発進させ、識別、監視、警告等を行う対領空侵犯措置ですからね。必要な事態に対処するために実弾を搭載してること自体、ごく通常のことです。
当然、防衛問題を取材する記者ならそんなこと知ってるはず。だから「実弾搭載自体がダメだ!」とは書かず、「実弾ミサイル搭載の疑い」と刺激的な見出しにして、読者に「何やら物騒なことが発覚した」かのようなネガティブっぽい印象だけ残すわけですね。実にクソ未満。
自衛隊や防衛政策を批判するのは自由ですけど、「自衛隊=軍事!=危険!!」みたいな偏ったイデオロギーのフィルターを通しちゃうと、普通のヘリまでオスプレイに見え、燃料タンクまで爆弾やミサイルに見え、ついにはスクランブル機の通常装備まで「疑惑」に見えてくるんですね。
事実を偏見に合わせて捻じ曲げることなく、まず事実を正確に確認してから評価する。一般人ならともかく、政治家には当然求められる姿勢ですし、報道機関ならそれが仕事の最低条件でしょうよ。
知らずに増槽をミサイルと間違える程度なら単なる勘違いで済みますが、知ってて通常装備を「疑惑」に見せるのは「悪質印象操作」です。プロの報道機関なら、どちらが恥ずべきことかくらいはお分かりですよね。
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