東さんに、まさに同意する。
「政治に無関心でも無関係ではいられない」
のである。
ファッションもカルチャーも全ては政治へつながる。
憲法九条が改正されて、日本が戦争をできる国になってしまえば、わたしたちはファッションやカルチャーを楽しむ、人間らしい生活を送ることができなくなる。
太平洋戦争中、わたしの祖父母は、
「アメリカ兵を殺せ」と国から命令されながら、アメリカ軍からは空襲を受けて家を焼かれて、殺されかけた。
ファッションを楽しむ自由も音楽を楽しむ自由も何ら、国は認めなかった。
こんな時代に戻りたくない、こんな日本になりたくない。
だからこそ、「政治に関心を持つべき」なのだ。
「政治に関心を持つ」ということは、
「平和に関心を持つ」ということと同じである。
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ファッション誌やカルチャー誌が、政治や社会情勢を「別の世界の話」とせず、正面から企画にしている。
それは素晴らしい変化である一方で、そこまでしなければならないほど、政治が私たちの暮らしや生き方に深く入り込んでいるということだろう。
政治に無関心でいられても、政治と無関係ではいられない。服を着ることも、働くことも、家族のあり方も、性別も、表現も、平和も、すべて繋がっている。
モードは、ただ流行を着ることではなく、「今あるもの」に違和感を持ち、既成概念を問い直す反骨の表現でもある。
権威に迎合するのではなく、時代の空気を感じ取り、ときにはそこへ違和感を突きつける。
それが反骨であり、モードの本質的な美学。その反骨は、もっと自由に、もっと美しく、もっと安心して生きられる社会を求めるためのもの。
だからこそ、SPURやVOGUEやGQのような媒体が、それぞれの得意な入口から社会に切り込むことには、「政治に興味がある人だけの話」にしない力がある。
SPUR
VOGUE
GQ
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