主盤の24Vは正常。
PLCも止まっていない。
でも、装置端のI/Oだけが一瞬落ちる。
盤レス化で厄介なのは、電源異常の場所が主盤の中だけではなくなること。
オムロンが、IP67パワーサプライやDC遮断ボックス、セーフティI/Oなどを盤外へ置く「盤レス化ソリューション」を強化した。配線や中継箱を減らせる一方、PLCで見たい電源状態は増える。
例えば分散I/Oなら、
盤外電源の出力状態。
DC分岐・遮断状態。
I/Oの再起動回数。
同時に落ちた入力群。
ここを同じ時刻で見る。
主盤24Vだけを監視していると、末端の電圧降下でも全部「EtherNet/IPが切れた」に見える。通信ケーブルやスイッチを交換しても、M12電源コネクタや分岐ケーブルが原因なら直らない。
逆に、ノード再接続の直前に盤外電源が不足電圧となり、同じ区画の入力が一斉に落ちたと分かれば、ネットワーク設定より先に現場側の電源経路を追える。
盤レス化では、電源正常を主盤一括ではなく、設備区画ごとに持つ。
箱を減らすことより、異常時にどの電源境界まで正常だったかを残すこと。ここを決めておくと、省配線が原因不明の再起動を増やす構成にならない。
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