全軸Readyなのに、再開した最初の加工だけずれる。
原点も出ている。
サーボアラームもない。
それでも、一度止めた後だけ合わない。
パナソニックが10月6日に発売したGM5は、最大128軸、異なる通信周期の系統を1台で同期制御できる。こうした多軸装置で見直したいのが、停止後の「同期へ戻す条件」だ。
例えば、フィルム送りとロータリーカッタ。
詰まり除去で送りだけを手動操作した後、全軸Readyを見て加工を再開する。
ここで確認したいのは四つ。
軸座標は有効か。
主軸とカッタの位相は合っているか。
停止中に材料位置が変わっていないか。
次の加工位置を確定できているか。
Readyだけだと、軸は正常でも、材料との関係が崩れていることが分からない。
この状態で再開直後だけずれるなら、まずゲインを触るより、停止中の手動送りと材料位置の照合を追いたい。
逆に、材料位置を照合し、同期接続が成立してから加工許可を出す構成なら、どこで復帰が止まったかを分けられる。
確認後にまた手動送りしたら、その許可は取り消す。
軸が動けることと、加工を再開できることは別。
多軸装置の復帰は、全軸ReadyのANDで終わらせない。材料と軸の関係を確認する段階を持つことで、再開不良を調整不足と決めつけずに済む。
显示更多