ギャンブルをしていない人は、この世に存在しない。無自覚に張っているか、自覚的に張っているかの違いだけ。以下に具体例を挙げる。
▼時間を張る
会社員は月160時間を勤務先に張っている。給料という名の確定リターンと引き換えに、他のすべての可能性を手放すポジション。
スマホを1日3時間眺める人は、年間約1000時間以上をSNSや動画視聴に張っている。ただしリターンを回収しているのは、本人ではなく発信者や広告主かもしれない。
▼金を張る
家賃は「立地」へのベット。都心に高い家賃を払う人は、移動時間の圧縮と出会いの確率に張っている。
子どもの教育費は、回収まで20年かかる超長期のポジション。
▼健康を張る
睡眠を削って働くのは、健康資本を売って現金を買うトレード。交換レートは加齢とともに不利になる。
▼信用・関係を張る
誰と交流を深める、誰と距離を置くかは、信用のポジション取り。将来明らかになる、自分の相場観への賭けだといえる。
言うまでもないが、「何もしない」「何も決めない」もまた、現状維持という名の銘柄にフルベットしている状態。
つまり、生きている限り、ノーポジションは存在しない。
あなたは今、どこにチップを置いているか。それがそのまま、あなたの未来。
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