今夕、「創薬力向上のための官民協議会」を開催しました。
この会議は、産学民官の関係者が一堂に会して、我が国の創薬エコシステム(製薬企業、大学・研究機関、スタートアップ等多様なプレイヤーが英知を結集し、連携して革新的な新薬を生み出していく仕組み・環境)の強化・育成に向けて、それぞれの活動や取組、意見などを通じて課題や認識を共有し、我が国への投資の呼び込み、創薬力の向上を図ろうとするものです。
本日の会議では、国内外のグローバル製薬企業・団体、スタートアップ、ベンチャーキャピタル、大学、患者団体の方々に多数ご参加いただき、その中で16名の方からご発言いただきました。
皆様からは、
・ 我が国の強みである研究力などを活かした創薬・研究開発の重要性、
・ グローバル展開、世界の様々なプレイヤーと連携した創薬の取組、
・ 人材育成、研究開発や設備投資などへの戦略的でアグレッシブな国内投資
などについて、お聞かせいただきました。
特に、我が国の企業から表明いただいた数兆円規模の成長投資に加え、グローバル外資企業からも、追加投資を含めた日本への継続的な投資や、日本の創薬シーズ(新しい医薬品の候補となる物質や技術などの種)への支援・パートナーシップの強化について力強い表明があり、嬉しく存じました。
一方で、
・ 創薬のための更なる基盤整備の必要性、
・ 日本の特許医薬品市場の成長確保、
・ 革新的医薬品への適切なイノベーションの評価
などのご指摘もいただいています。
医薬品産業は、経済成長に貢献する成長分野として、国内雇用を生み出す基幹産業として、そして経済安全保障の観点から、極めて重要な産業です。
ドラッグラグ・ロスなどの課題を解消し、患者の皆様に必要な医薬品を届けるため、我が国の創薬力を向上させることが必要です。
高市内閣では「日本成長戦略」を策定することとしており、その中で「創薬」を戦略分野の一つと位置付けています。
世界の成長に比肩する我が国の特許品市場の成長を目指し、「スタートアップ支援」、「人材育成、研究開発力の強化」、「AIの利活用の推進」、「国際共同治験の倍増」など、大胆な措置を講じます。
また、創薬イノベーションなどの観点から、来年度の薬価改定を実施し、医薬品の画期性への初収載時における「適切な評価」や「特許期間中の薬価の在り方」を含め、革新的新薬のイノベーションの更なる評価を進めます。
こうした取組により、我が国の医薬品市場を、より「魅力的な市場」へと、大胆かつ着実に進化させていきます。
国内外からお集まりいただいた皆様と力を合わせて、世界とつながる日本の創薬エコシステムを構築し、日本発の革新的な医薬品を届け、日本と世界の患者の皆様の生命と健康を守ってまいります。
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