今朝、「犯罪対策閣僚会議」を開催しました。
我が国は、長年にわたって、良好な治安を世界に誇ってきました。
しかし、昨年、 「特殊詐欺」の被害額は過去最悪を記録し、 本年に入ってからも、 いわゆる「闇バイト」による強盗殺人事件が発生するなど、国民の皆様の命と財産が脅かされています。
また、 昨年は、ストーカー行為に対する禁止命令などの件数が過去最多を記録し、 本年には、『ストーカー規制法』違反などで刑事罰を科せられ、禁止命令も受けていた男性が、まさにその被害者の女性を商業施設で殺害するという大変痛ましい事件も発生しました。
こうした厳しい情勢にあって、 国民の皆様の安全・安心を守るためには、 実効性のある具体策を、社会全体で力を合わせて講じていく必要があります。
「特殊詐欺対策」としては、 政府一丸となり、 金融機関、通信事業者などの関係事業者などとも連携しながら、
「振り込め詐欺救済法における諸課題の検討」、
「匿名性の高い通信アプリの通信内容を迅速に把握するための法制度の検討」、
「AIの効果的な活用による被害防止対策の推進」など、
時代に即した実効力ある施策を推進することが不可欠です。
また、「ストーカー対策」としては、 被害者の保護措置の強化と加害者対策の強化の両面からの対策が不可欠であり、
「加害者へのGPS機器の装着」や、
「治療・カウンセリング受診の義務化」
などの新たな施策を検討する必要があります。
閣僚達には、今朝決定した『詐欺及びストーカー被害拡大防止のための緊急対策』に盛り込まれた各対策について、スピード感を持って取組を進めるとともに、 被害実態に即した対策のアップデートを不断に行っていただくことを指示しました。
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