「雨は蕭々(しょうしょう)と降っている
馬は草をたべている」
といえば、みんな大好き三好達治(『大阿蘇』)なわけですが、先日ふと李白の『送友人(友人を送る)』という漢詩を知りました。この漢詩の末尾、
「揮手自茲去
蕭蕭班馬鳴」
(私訳/互いに握っていた手を振りほどき、君はここから去ってゆく。蕭々と降る雨のなか、君を乗せた馬がいなないている)
という部分。
三好の詩は、李白の詩のこの部分のオマージュなんですかね。全体的な文意はだいぶ異なっているのですが(三好の詩には「友・別れ」の要素はないし、李白の詩には「草原」の要素がない)、ただ、なんとなく共通する「景色」があるなあ…、と思った次第です。
雨が蕭々と降っておりますね。東京はビル街ですけれども。生き延びましょう。
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