大腸がんは国民病です。
50歳を過ぎたら大腸内視鏡検査を受けましょう。
異常なければ、教科書とかガイドライン的には5-10年に1回の再検査ですが、、
これは、内視鏡医の腕が正確で検査前確率が低い方という前提になります。
何でも完璧とかはないのと、、
個人的には皆さん肥満症や加工肉を食べてる事が多いと思うので
3年に1回位は検査しても良いと思っています。
大きな腺腫(一般人向けに言えばポリープ)などがある場合は、切除して貰うだけで大腸がんのリスクを50-80%以上減らせますので、、、
大腸がんのステージングは超簡単で、リンパ節転移があればStageⅢです。
StageⅢだとプラチナ併用の術後抗がん剤はほぼ必須です。
StageⅡもハイリスクであれば、術後抗がん剤レジメンに注意が必要になります。
トレンドとしては、大腸がんは血中にがんゲノムが出やすいので、
手術後7日でctDNAが出れば、再発リスクは11倍程度
術後化学療法後の経過観察中にctDNA陽性化すると再発リスクは32倍というデータがあります。
むしろctDNA陰性であれば、再発率は10%以下に減ります。
高齢者などは調べれば抗がん剤を省略できる可能性もあります。
遠隔転移があればStageⅣですけど、今は抗がん剤がかなり良いので生存期間中央値で3年越えてきてます。
10年生きる人も稀ではなくなってきました。
治療がめちゃ効いたら、肝転移や肺転移でオペで取り切れる時はオペで長期生存になる人もいます。
なのでいかに、上手く付き合っていくか?
主治医と伴走できるか?
の方が結構大事。
大病院は医局人事もあって主治医が変わってしまうし
本来は開業医などが生涯のかかりつけ医として関わって行くほうがいいけど、、
ここは悩ましいところ。
だから、最近は
がん患者本人が医療知識をつける事も大事なんじゃないかなと思っている。
あと直腸癌だけは特殊で治療が色々変わりますけど、個人的には、、
dMMR患者におけるdostarlimabに関しては完全奏効率とか凄いんで、こういうのが入ってくると差別化されるんだろうな。
と思っている。
あとはFDAのFast TrackになってるOnvansertib(PLK-1阻害薬)も気にしていて、、
大腸がんでパクリタキセルなどのタキサン系がなぜ使えないのか?
この新薬が出るともしかすると、、
もしかして大腸がんでタキサン系に再度スポットが当たって治療革命が起こる可能性も考えている。
まそっぷ!!
dMMR II期/III期の局所進行直腸腺癌の術前に抗PD-1抗体dostarlimabの投与が完了した全員がcCRで2年超持続の患者も【ASCO 2024】:がんナビ
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