1ドル100円台(2020年)が、いまでは163円になっています。日本円は大きく減価しました。資源を輸入に頼る日本は、その購買力を守る「強い円」こそ国益。通貨の信認と安定を後回しにし、短期の人気取りを優先させれば、悪影響はさらに強まりかねないのですよね。
中東情勢の緊迫化に伴う原油高だけでなく、金利上昇が続く中、赤字国債と借換債に依存した財政出動が円の信認を低下させ、「構造的な物価上昇」に歯止めが効かなくなりつつある点が最大の懸念材料です。それぞれの持ち場で、AXによる生産性向上や産業構造の転換といった構造改革を急ぐ必要がありますね。
顯示更多
この春、日本は、過去最大規模の「為替介入」を実施しました。その後の推移を確認してみましょう。
こうした円安の加速は、地方自治体にも大きな影響を与えています。輸入物価の上昇に伴う運営経費・維持管理費の増加に加え、金利上昇に伴う借入コストも高まってきています。
杉並区も、このような環境変化を直視しなければなりません。2期目を迎えた現区政も、経済金融動向を注視し、大局観を持って臨んでいく必要があります。
顯示更多